Cannabinoid Magazine

HHCPの効果が知りたいですか?わたしが試したので超詳しく解説します

2023年12月13日
「HHCPの効果ってどの程度?」
 
 
「HHCPの危険性は?」
 
 
「HHCPのレビューってある?」

「HHCPとは?HHCOと比較して説明」

 

「一般的に言われているHHCPの効果と利点、違法性について解説」

 

「筆者自身で試したレビューと海外ユーザーのコメント」

目次

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はじめに

HHCHに規制がかかったことで白羽の矢が立ったHHCP、実はHHCの規制後、代替成分として2022年に既に日本に輸入されてきており、一般的に出回っていましたが、一部の熱狂的なユーザーを除いては比較的嫌厭されてきた成分です。

 

その理由は、HHCPが持つ強烈な倦怠感と、次の日にも影響を及ぼすほど長く残る効果が一般的なユーザーからは好まれていなかったからです。

 

2022年3月のHHCを皮切りに様々な成分が規制されてきましたが、これまで一度も規制の網に引っかからなかったのは、こうした理由から人気が無く、扱う業者も少なかったため、健康被害の報告などが少なかったこともあるのかもしれません。

 

一体HHCPとはどのような成分なのでしょうか?詳しく解説していきます。

HHCPとはTHCPの水素化物質

HHCPとはヘキサハイドロカンナビフォロールの略称で、THCPの水素化物質です。
 
 
元となるTHCPは、イタリアの研究チームによって2019年に発見された成分で、THCの約33倍強力に人が持つ受容体に結合します。つまり、わたしたちの脳と体でTHCよりも遥かに強力に作用するということです。
 
 
ただし、日本では2022年3月、HHCと同時にTHCPも指定薬物となりましたので現在は違法成分ですが、このTHCPを水素化して化学組成を変え、合法的に輸入されてきたたものがHHCPです。

HHCPとHHCOの違いとは

HHCPとHHCOは元となる物質が異なり、その生成方法も異なります。HHCPはTHCPを水素化させたもので、HHCOはHHCをアセチル化させたものです。
 
 
HHCPがTHCの30倍[1]、HHCOはTHCの3倍の効力があると説明されていますが、実際の口コミは全く異なります。これは後ほど詳しくお伝えします。
 
 
キックイン(効果を感じ始めること)までの長さは共にHHCPもHHCOも30分〜1時間と遅めですが、HHCOはTHC-O同様プロドラッグ(体内で代謝されるまで効果が現れない物質)であることが予想されます。
 
 
ただし、HHCOは現在指定薬物となっていますので正規に国内に流通することはありません。

参考:

[1] binoid (2023/3/9閲覧)
THCOに関する詳しい記事

HHCPの効果と利点とは

HHCPに関する臨床研究などは皆無であるため、正確な効果も利点も分かりませんが、THC様の効果を発揮する物質として考えられる利点は以下のとおりです。
 
 
食欲増進
鎮痛
不安の緩和
抗炎症
抗酸化作用
 
 
HHCPは中でも抗炎症と鎮痛特性で知られていて[1]、成分が体内のシステムに長く残るため、効果が長いことでも有名です。
 
 
つまり、高濃度で配合されているHHCPを大量に摂取すると次の日にも高確率で効果が残りやすいということです。

参考:

[1] Herb | what is HHCP | (2023/3/9閲覧)

HHCPは指定薬物?違法性は?

一般的にこれらの原料を海外から輸入する場合、麻向法で取締られているTHCや薬機法上指定薬物となったHHCなどと化学組成が類似している物質は税関のチェックが入るので輸入に時間がかかり、場合によっては数週間〜数ヶ月かかることもあります。
 
 
その間に規制がかかった場合はその時点で支払済みのキロ単位の原料を手放さなくてはなりません。
 
 
このようにHHCPの輸入にはリスクが伴いますが、2023年12月時点、HHCPは日本において指定薬物ではありませんので、国内市場に出回っているHHCP商品に違法性はありません。
 
 
ただし、多くのメディアで「大麻グミ騒動で話題となったHHCHの代替として事業者が取り扱いを開始している」と報じられ、「新たな脱法物質」と取り沙汰されて注目を集めているため、規制対象となる可能性はかなり高いと言えます。

HHCPの副作用や危険性は?

未成年の方、投薬中の方、車の運転や重機の操作など危険を伴う作業の前、妊娠中、授乳中、興味本位でこれから初めてHHCPを摂取しようと考えている方は、摂取しないでください。
 
 
HHCPの副作用や危険性に関する研究はありませんが、効果が強く効き目が長いことを考えると、THCの過剰摂取時に生じる副作用と同等の以下の症状が現れる可能性があります。
 
 
  • 不安
  • 錯乱
  • 妄想と幻覚
  • 高血圧
  • 吐き気、嘔吐
  • パニック
  • 早い鼓動
 
 
これらのケースは精神作用の強いカンナビノイドを過剰摂取をした場合に共通して起こりやすく、他にも、赤目、口渇、空腹、眠気などがあげられます。
 
 
カンナビノイドの感じ方は摂取する人の経験や習慣、摂取時の環境などによって大きく異なるため、未経験のカンナビノイドはどれも少量から試して自分に最適な量を探すのがセオリーですが、既にHHCHで緊急搬送されるケースがここまで大々的に報じられてしまった後でもなお販売されている、精神活性物質が高濃度で含有されている製品では、同様のケースが起こる可能性が非常に高いと思われます。
 
 
「未経験者や、興味本位での摂取はくれぐれも行わないようにしてください。」
 

不本意ながらHHCP入りのVapeを吸引レビュー

2022年末頃、ECサイトを納品したクライアント(知人)から、レビュー記事の寄稿と、取り扱い商品の質の確認を依頼され、不本意ながらHHCPリキッドを筆者自身で摂取した経験がありますので、記事にしました。

 

このリキッドはある有名なショップで2023年12月時点でも販売されているもので、HHCPの濃度は20%です。

〜初めてHHCPを試した時〜

THCの30倍という触れ込みであったため、3秒間の吸引を2回行った後、1時間様子を見ました。
 
 
0分
1服目
3秒吸引。
 
 
10分
微かな変化を感じるが顕著なものではない。
 
 
30分
2服目
3秒吸引5秒溜めて吐き出す。
 
 
40分
顕著なバズを後頭部で感じる。CBNで感じる”圧”よりも感じる”圧”の範囲が大きい。
 
 
1時間
体感に変化が現れる。強まるというよりは後頭部で感じるバズの中心が広がるといった感じで、例えるなら傘を広げる時のようにブワッと一気に範囲が広がる感覚。時間差で感じ方に変化が現れるのは特徴的。
気分的な変化は全く無いものの軽い空腹感と喉の渇きを感じ、目が重たくなる。
 
 
1時間30分
30分前と同等の感覚が続いている。
 
 
2時間
依然同様のカンナビノイド感。TOPが長い。
 
 
7時間
7時間経過するも、カンナビノイド感は3割近く残っていた。

〜HHCP摂取二日目から三日目〜

1日目の感覚が残っており、一日中弱いヘッドバズを感じている状態でした。つまりこの時点である程度の耐性がついていて、1日目以上の用量を摂取しないと、1日目同様の効果を感じないということです。
 
 
そこで2日目は5秒吸引を2回行って様子をみました。本来こうして少しずつ用量を増やしていくと、OD(過剰摂取)の可能性は低くなると思われます。
 
 
ある程度HHCPによる感覚のTOP(天井)に慣れたため、三日目は6秒吸引し数秒肺に溜めて吐き出すという行為を3回行ってみました。ただしこれはあくまでもわたしの感覚であり、わたしが試したリキッドのでの効果ですから、全く同じ方法が全員に当てはまるわけではありません。
 
 
0分
3服
一回6秒を3回連続で吸引。
 
 
20分
キックインにタイムラグがあり、20分経ってからカンナビノイド感がキリキリと後頭部で強まる。1日目の瞼が重くなるような効果とは異なり比較的目が覚めるような感覚。
 
 
40分
40分経った時点でカンナビノイドの感じ方に顕著な変化が。乾いた大地に水がゆっくり染み込んでいくように、頭部でのみ感じていたキリキリするカンナビノイド感が肩から下にゆっくりと確実に下りてきた。先ほどまでの目が醒めるような感覚とは対照的に、お湯に浸かっているような温かさを肩から下で感じる。
 
 
1時間
放っておくと頭が勝手に前後に揺れるため、この揺れを止めなければという意識が働く。公の場であれば明らかに何かしらの薬物をやっているように人々の目に映るだろう。
 
 
1時間30分
感情的な変化は特に無く、ただただ中程度のボディハイを長く感じているため、音楽の響き方を確認しようとスウェーデンのドラマーSven-Ake JohanssonとドイツのプロデュサーJan Jelinekによる「Plus-Plus-Plus」をヘッドホンで流した。
メロディーのチャンクを構成する音があまりにも非日常的に響き、まるで未来の世界を覗いているような錯覚をおこさせ、目を閉じると青と緑の電気を纏った子供の姿が瞼の裏に映ったほどであった。
 
 
スネアに合わせて青色、ハイハットに合わせて緑色のこの電流が強い光を放ち、バックの電子音と共に中央の子供がこちらに迫ってきたり、縦や横に回転したりという映像が見え、気付いたら身体中を震わせながら暗闇の中悶ていた。
 
 
2時間
異様な行動を取っている大人としての自分に嫌気が差しヘッドホンを外す。
 
 
2時間30分
この時点で夜の23:00。次のプロジェクトのKPIについてメモをとり始める。
 
 
3時間30分
寝落ち。
8時間
何か大きなものの口から、粘液と共にペッと吐き出されるイメージと感覚で目覚める。強烈な筋肉の疲労を感じ、重い身体を引きずってトイレへ。またベッドへ戻る。
 
 
10時間30分
起床、、、したいのだが体が重くて起きられない。はっきりと覚醒しているのだが枕に顔を埋めている状態が心地良くて、起きられないというよりも「強烈に起きたくない」という感覚。

HHCPの感じ方を一覧で

主観的なHHCPの感じ方を一覧にしました。
 HHCP
リラックス◎ 強く感じる
陶酔感○ 感じる
むやみに笑う○ 感じる
大きな喜び○ 感じる
色彩に敏感△ 少し感じる
匂いに敏感△ 少し感じる
触覚に敏感△ 少し感じる
味覚に敏感△ 少し感じる
光に敏感△ 少し感じる
音に敏感◎ 強く感じる
創造的になる×
高血圧×
吐き気・嘔吐×
早い心臓の鼓動×
不安×
錯乱×
幻覚×
妄想×
眠くなる◎ 強く感じる
反応時間の遅延○感じる
目の充血◎ 強く感じる
時間の経過異常○ 感じる
お腹が空く○ 感じる
喉が渇く○ 感じる
HHCPの効果を一言で表すと、「長すぎる中程度のヘッドバズ」です。
 
 
耐性を調べるために、20%濃度のHHCPリキッドを2週間に渡って夜吸引しました。
 
 
まず、HHCPは強烈な赤目効果と共に瞼が重たくなります。傾眠には最適ですが、摂取量によっては身体中が鉛になったように重たく感じ、起床が非常に困難です。
 
 
(あくまでもこの商品はですが)TOPが一定で、追ったとしても(立て続けに吸引する事)天井無しに感覚が上がるわけではありません。
 
 
夜、眠るために吸引すると、次の日、その次の日までバズが残るので、ベースにHHCPのバズがある状態でまた次の日の夜に摂取をすることになります。
 
 
2週間経ちましたので、リキッドの内容量が1/3程度残っていましたが、吸引を辞めて捨てました。
 
 
それから10日間近くヘッドバズが残るという脅威の効果の残り方。どのような状態かというと、素面で高濃度のノンサイコ(非精神活性作用物質)リキッドのTOPが10日間以上24時間常に続いている感覚です。これがHHCPのボディへの影響でした。
 
 
ヘッドへの影響は非常に弱く、楽しい、嬉しいという感覚はわたしにとってはほぼ感じませんでした。ただ、物事に関心がなくなるので、何かについて怒ったり悲しんだりすることもなく、どのようなことでも受け入れることができるようになりました。
 
 
しかし、このヘッド/マインドへの影響はボディへの影響とは裏腹に、吸引をストップしてから1日~1日半程度で無くなりました。
ヘッドハイ・ボディハイについての関連記事

アメリカユーザーのHHCP効果口コミ

HHCPは圧倒的に軽い

HHCPはTHCPと比べると(その効果は)圧倒的に軽くて、単にヘッドバズだけですが、THCOよりも頭がスッキリしているように感じます。

24時間鉛の重さ

HHCP原料そのものをダブで使用し、テルペンやその他は一切ブレンドしませんでした。

1時間以内に1000mgのデルタ9を食べたような気分になり、12時間のピークを挟んで24時間その体感は続きました。

私の体は24時間鉛のように感じました。とにかく効き目が長い。

(摂取する際は)必ず次の日の予定が無いことを確認してくださいね。

これらのことからわかるのは、商品に含まれている濃度や原料の質、摂取者の経験や摂取環境などによってその感じ方は千差万別であるということですから、わたしのレビューはあくまでも参考までに捉えてください。

まとめ

  • HHCPはキックインにタイムラグがあるので一度の摂取量に注意。
 
 
  • HHCPのバズは30~40分以降変化するため、追いパフのし過ぎに注意。
 
 
  • 猛烈に眠くなるので摂取環境に注意。
 
 
  • 24時間以上効果が残る可能性があるので、次の日の予定がある場合は摂取を控えた方が良い。
 
 
  • 注意力散漫になるため、作業前や人と会う前、運転前や重機の操作の前の摂取はしない。
 
 
  • 原料や含有濃度によってはここで紹介した内容以上の効果を感じる可能性があるため、初心者や未経験者の摂取はしない。
 
 
といったところです。
ということで、『HHCPの効果が知りたいですか?わたしが試したので超詳しく解説します』の説明を終わります。


ここまで読んでくださって本当にありがとうございました!(人´∀`).☆.。.:*ありがとぉ☆彡(*´ω`*人)

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Webクリエイター、ライターです。海外のカンナビノイド研究や論文を参考に、論理的な記事作成を心がけています。生活(Life)が豊か(Luxury)になるようこのサイトをLifeLUXと名付けました。「カンナビノイド情弱になるな!」をモットーに、わかりやすい説明を心がけています。応援よろしくお願いします。(_ _))ペコッ

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