Cannabinoid Magazine

使用罪できたら規制物質の水素化・アセチル化形態はアウト?

2023年10月27日
「使用罪出来たら今のリキッドってアウト?」
「海外のドラッグテストで検査されるものは?
 
 
「HHCを例にとって考察」
 
 
「使用罪設立後の未来予測」

目次

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はじめに

”薬物乱用対策として、大麻も麻薬取締法の対象にして他の規制薬物と同様に使用罪が適用できるようにする。”

「使用罪は公布から1年以内の施行を目指す」と言われている大麻取締法の改正により、将来的に体内に残留するカンナビノイドの検査が行われる可能性があります。
 
 
THCは当然アウトですが、現在市場に流通するその他の化学合成物質はどうなるのでしょうか?
 
 
そこで、本日はドラッグテストとカンナビノイドについてお話を進めていきたいと思います。

ドラッグテストでは何がチェックされるのか?

海外の大麻検査は、唾液や頭髪、血液で検査されることもありますが、主に尿サンプルが使用[1]されます。
 
 
検査者は、被疑者の尿の中に含まれるTHCの代謝物質の量が基準値以上であるかどうかを調べ、基準値以上であった場合は陽性とみなします。
 
 
この「代謝」とは、成分が体内に入ってから違うものに変化する[2]ということで、経口摂取の場合THCは肝臓で代謝されます[3]。するとTHCは精神活性作用を要する11-OH-THC(11-Hydroxy-THC)に変換され、次に精神活性作用の無い11-Nor-9-carboxy-THC(THC-COOH)に変換されます[4]
 
 
共にドラッグテストでは検知され、この後者のTHC-COOHの尿中の濃度が50ng/mL以上検出されると、米国のドラッグテストでは陽性[1]となります。米国保健福祉省、米国運輸省、連邦航空局、国防総省などのドラッグテストでは15ng/mL以上で陽性と判断[5]されるようです。
 
 
ちなみにngとは重さを表す単位で10億分の1グラムです。

THC様精神活性作用のある化学合成物質は何に変換されるのか?

THCは11-Hydroxy-THCとTHC-COOHに代謝されることがわかりましたが、日本の市場に流通する精神作用を有する化学合成物質は一体何に代謝されるのでしょうか?
 
 
残念ながらこの答えは現段階ではありません。なぜなら2023年時点で、これらは全く新しい物質であるため、その薬理動態や代謝物質はおろか副作用についてもわかっていないからです。
 
 
しかし、アメリカでは少しずつ合成物質が薬物検査に引っかかるかどうかのユーザー口コミが集まってきているようです。そのカギとなるのが日本では2022年3月7日付で指定薬物[1]となったHHCです。

HHCは薬物検査に引っかかるのか?

インターネットで「HHCは薬物検査に引っかかるのか?」と検索した結果上位10の記事を見ると、多くが2023年に書かれたものなので、最近になって人々が気になってきていることがわかります。同時にこれは、HHCがアメリカ国内で多くの人に広まってきている事を表しているという現象でもあると言えます。
 
 
肝心のHHCが薬物検査に引っかかるかどうかをまとめたものが以下の表です。
サイト名偽陽性反応について
Vaping360 
可能性ある
koicbd 
可能性ある
Neurogan 可能性ある
area52 可能性ある
Elevate 可能性ある
Pharma CBD 人による
Cannabuff 可能性高い
CFAH 可能性ある
Good CBD 可能性ある
LTPH 場合による
ほとんどのサイトでHHCは薬物検査で偽陽性が出ると言われています。ちなみに偽陽性とは、違法薬物を使用していないにも関わらず検査でTHCが検出される事を言います。

HHCが偽陽性と検出される理由

HHCが偽陽性と検出される理由は両者の化学組成にあります。
 
 
THCが代謝されると11-Hydroxy-THCになるということは既にお伝えしたとおりですが、HHCは代謝されると11-Hydroxy-HHCに変換されると言われています。そして、この両者の化学組成が非常に類似しているため、検査の際にこの二つの違いが識別できない、だからHHCも陽性と出るのだと言われているのです。

HHCはどの程度体に残るのか

HHCは以下の要因により1〜30日体内に残るようです。
 
  • 頻度
  • 代謝
  • 年齢
  • 摂取方法
  • 濃度
 
そして、多くの記事では3週間以上空けて薬物検査に臨んだ方が良いと言われています。

使用罪設立以降の化学合成物質に関する考察

現在市場に流通する化学物質がHHCと全く同じ代謝物質になるとは言えません。ただし、そもそもの化学組成がTHC様であった場合、HHC同様に薬物検査に反応する可能性はあることがここまでの海外の記事などからお分かりいただけたことと思います。
 
 
そして、日本に視点を戻した時に「偽陽性」というもので逮捕起訴されるのかどうかという点については予防会という医療機関の情報[1]を参考に考えてみましょう。
 
 
予防会とは薬物乱用検査を受託している医療機関です。この組織の情報では、簡易検査キットでは「偽陽性」が出る場合があると言います。しかし、それが「偽」なのか、実際にTHCを摂取したのかはより詳しいテストにかけてみないとわからないため正しい検査結果が出るまではその者の勤務についてルールを決めておいた方がいいと言っています。
 
 
このことから考えると、使用罪によって、尿検査などが求められ、合法リキッドや合法エディブルなどで偽陽性が出た場合、所属している組織によっては正しい結果が出るまで登校や出社を控えなければいけない可能性があります。

まとめ

使用罪ができた場合、これらのことを懸念してTHC様成分の摂取を辞める者も出る可能性から、ユーザーの絶対数が減少するかもしれません。
 
 
また、摂取をしての外出などを控えるユーザーも出るかもしれません。すると摂取の機会は週末や自宅の中のみなど制限されますから、使用量の減少に伴う購入スパンの伸びが考えられます。
 
 
そう考えると、市場としては縮小傾向と言えます。しかし精神作用の強い成分のニーズはあるでしょうから、政府が規制の範囲を広げない限りは、使用罪設立後も規制薬物とは異なる化学構造を持つ精神作用のある物質にはアクセス出来るのではないでしょうか。
 
 
いずれにしても未来のことは誰にもわかりませんから今ある情報から想像することしかできませんね。
 
 
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ということで、

の説明を終わります。

 

ここまで読んでくださって本当にありがとうございました!

 

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