Cannabinoid Magazine

【自作リキッド】3種類のテルペンを混ぜるとどうなる?

2023年6月27日
「2本の違うリキッドを同時に吸うのと、2本分の成分が1本にまとまったのでは、同じように感じる?」
 
 
「テルペンって混ぜるとどんな味になる?」

この記事は次のような人におすすめです!

 

成分の異なるリキッド2種類同時に吸うとどうなるのかが知りたい人
 
 
テルペンのブレンドに興味がある人

目次

*この記事に含まれる情報は、医療従事者からの情報に代わるものではありません。

材料

CBN   : 0.57g 
CBD   :0.08g 
CBC      :0.07g 
CBT   :0.4g 
テルペン :0.12g
 
 
テルペン
Bubba Kush   :0.04
Gelato    :0.061
Blue Dream   :0.02

今回の企画のポイント

2本分を1本に入れると感じ方は変わるのか

以前、カンナビノイドやテルペンの含有量が異なる2つのカートリッジを同時に吸引するとどうなるのか、をこちらの記事で検証しました。⇩
その時のカンナビノイド感がとても良かったため、その際使用した2本分のカンナビノイドとテルペンの含有率を保って1mlのカートリッジを製作すると、その感じ方は同様であるのか異なるのかを確認したかったのです。

3つのテルペンを混ぜると香りに変化は生まれるのか

また、今回のリキッドを製作するにあたり、3種類の異なるテルペンを混ぜることになります。
 
 
テルペンを混ぜて新しいカスタムフレーバーを作り出す検証としてその香りの変化などもレポートしたいと思っています。

制作過程

計量

自作リキッド ライフラックス
CBNが本来の量より若干入りすぎてしまったのでこれから入れるカンナビノイドの量を全体的に増やすことにしました。
自作リキッド ライフラックス

CBDが0.08g。

自作リキッド ライフラックス

CBCが0.073、CBTが0.4g。

 

ここから加熱撹拌を行います。

カンナビノイドの加熱撹拌

ヒートメモリ最大で加熱を開始します。
 
 
3分30秒で60℃ に到達したので、一旦ヒートメモリを切って撹拌を開始します。
 
 
加熱停止したものの予熱が高く、4分50秒で90℃を突破しました。
 
 
6分を過ぎたあたりで温度上昇は緩やかになり、6分半で最高温度98.8℃に到達した後、徐々に下がり始めました。
 
 
攪拌開始から10分経ったので13分30秒で撹拌ストップ、この時の温度は59℃でした。
 
 
何故この様な温度調節と攪拌時間を試したかというと、結晶化したリキッドを湯煎する際、80℃のお湯に2分浸けただけでは再度結晶化してしまったのですが、100℃のお湯に5分浸けた場合は再結晶化しなかったからです。
 
 
そのため、出来るだけ高温で長めの攪拌時間を設けてみました。

テルペンを加えて加熱撹拌

テルペンを加えスターラー台に戻すも、カンナビノイドが固まってしまい動きません。それもそのはずビーカー内の温度は29℃とかなり低くなってしまっていたからです。
 
 
そこでヒーターつメモリを小に上げると、僅かに温度上昇し、33℃になった時点でスターラーバーが回り出ししました。
 
 
36℃をキープして回り続けているのでこのまま5分待ち、撹拌終了し、アトマイザーに移します
自作リキッド ライフラックス
1gをギリギリ超えたので重量達成です。

カスタムブレンドリキッドの評価

味・匂い
悪くない 65%
TOPの強さ
強い 82%
吸いやすさ
ほぼ咽せない 70%
総合おすすめ度
テルペン次第 72%
1ヒット目
3日寝かせましたが味は弱いです。
吸引時にGelatoとベリーが香り、吐き出す煙に微かにBubba Kushが香ると言ったところで、それぞれ独特の香りが抑えられ、かつバラバラに香ります。
 
 
4ヒット目
カンナビノイド感は、確かに2本合わせた時の感じ方ととても似ています。
 
喉への刺激はBubba Kush単体よりも断然弱く抑えられ、7秒近く吸引しても全く問題ありません。
 
 
舌の上にほのかな甘みが残りました。
 
 
14ヒット目
2本別々で吸入した時とほぼ同じような感覚です。
 
この原料に対するカンナビノイド感と、ロングヒットにも耐えられる喉への刺激の弱さは、わたしにとっては合格点です。
 
この後20ヒットまでカンナビノイド感はじわじわと高まるのですがある一定を超えることが無いと感じました。

カスタムブレンドリキッドの感想

正直今回のリキッドは制作から10日以上経っても結晶化もしませんし、キックインが遅いとはいえカンナビノイド感は大分高く、わかりやすい感じ方でしたので、成功と言いたいところなのですが、テルペンのブレンドがあまり良くありませんでした。

 

これはこれでオリジナルの香りとも呼べなくも無いのですがそれぞれの特徴を知っている身としては、香りがブレンドせず、バラバラに香るという点を次回は改善したいと思います。

まとめ

2本分のリキッドを1本に配合すると、2本バラバラで吸引した時とほぼ同様のカンナビノイドを感じることができることがわかりました。

 

結晶化の問題も喉への刺激も合格点なので、次回はこのレシピのままテルペンの配合を変えてみたいと思います。

ということで、『【自作リキッド】3種類のテルペンを混ぜるとどうなる?』の説明を終わります。


ここまで読んでくださって本当にありがとうございました!(人´∀`).☆.。.:*ありがとぉ☆彡(*´ω`*人)


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Webクリエイター、ライターです。海外のカンナビノイド研究や論文を参考に、論理的な記事作成を心がけています。生活(Life)が豊か(Luxury)になるようこのサイトをLifeLUXと名付けました。「カンナビノイド情弱になるな!」をモットーに、わかりやすい説明を心がけています。応援よろしくお願いします。(_ _))ペコッ

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