Cannabinoid Magazine
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Vapeカートリッジ、日本ではいわゆる「リキッド」と呼ばれるVape用のオイルが入ったカートリッジは大きく分けて2種類あり、精神作用を伴うものと伴わないものです。
今回は後者の精神作用を伴わないリキッドについてお話を進めていきたいと思います。
良いカンナビノイドリキッドとは何でしょうか？
わたしにとっての良いリキッドとは、「その人の使用用途に合わせた安全なもの」であると思っています。
一般的に「良いリキッド」とは、テルペンの香りが強く、キックインが早く、TOPが強く、原料が安全で、カートリッジのグレードが高いものであると言えるでしょう。
中でもカートリッジのグレードと原料の安全性はとても重要です。
アメリカで、2019年〜2020年にかけ、肺損傷により68人が亡くなったEVALIという疾患の原因は希釈剤に含まれるビタミンEアセテートという物質ですが、アトマイザーも原因の一つです。
2021年には27歳の男性がネットで購入したCBDVapeを1パフしただけで4時間にわたって呼吸困難に陥り、血を吐き、喉の痛みを訴えて救急外来を受診したそうです。その結果、中咽頭および咽頭後壁全体に重度の紅斑と炎症が認められ、粘膜が剥がれ、出血している粘膜下組織が露出した状態になっていたと言います。[1]
全てカートリッジのせいであるとは言い難いですが、少なくてもこれらのリスクは避けたいところです。
Vapeリキッドの原料はアイソレートやディスティレートと呼ばれるカンナビノイドの精製物質で、麻由来のものもあれば化学合成されたものもあります。
麻に含まれる農薬の有無や、抽出過程で使用される化学物質が最終的な原料に残っていないかどうかなどは体に取り入れるものとして非常に重要であると言えます。
これらカートリッジのグレードや原料の安全性は、実はお金をかければクリア出来ますが、香り、キックインの早さ、TOPの強さはブレンダーの知識と経験によるところが大きいと思います。
そこで本日は、ほんのわずかな差で最終形態にここまで大きな差が出たことに驚いた、という経験をお伝えしたいと思います。
| CBD | 0.1g |
| CBG | 0.3g |
| CBT | 0.12g |
| CBN | 0.4g |
| CBC | 0.1g |
| テルペン | 0.2g |
| Net | 1.22g |
| 失敗点 | 次回への参考 |
| テルペン3種は微妙 | テルペンは2種に |
| キックインが遅い | CBC＞CBTに |
| TOPが遅い | CBNの含有量増 |
| CBD | 0.051g |
| CBG | 0.308g |
| CBT | 0.164g |
| CBN | 0.501g |
| テルペン | 0.2g |
| Net | 1.224g |
| 失敗点 | 次回への参考 |
| 香りが少し弱い | テルペンの配合量増 |
| CBD | 0.052g |
| CBG | 0.281g |
| CBT | 0.133g |
| CBN | 0.505g |
| テルペン | 0.245 |
| Net | 1.216g |
これまでの改善点を全て生かして作ってみたので完璧に仕上がった・・・・
筈でしたが、前回のものとは比べ物にならないほどテルペンの香りは弱く、キックインが圧倒的に遅いのです。TOPまで多くのパフを要する結果に・・・。
| 材料 | 今回 | 前回 |
| CBD | 0.052g | 0.051g |
| CBG | 0.281g | 0.308g |
| CBT | 0.133g | 0.164g |
| CBN | 0.505g | 0.501g |
| テルペン | 0.245 | 0.2g |
| Net | 1.216g | 1.224g |
ご覧いただくとお分かりのように、CBGとCBTの量が下がったことでキックインとカンナビノイドの感じ方にここまで差が出るとは思いませんでした。
温度管理や攪拌時間も前回とほぼ変わらずに製作した筈なのですがこの差はかなり大きかったと言えます。
ここまででご説明してきた通り、「良いリキッド」とは、安全で、テルペンがよく香り、TOPが高く、キックインが早いものです。
これら全てをクリアしているのが、企業として運営しているVapeManiaからリリースされているフルヘンプGirl Scout Cookies(GSC)です。
ユーザーレビューで頻繁に「クサ感」と表現されるこのリキッドはキャップを開けた瞬間にその理由がわかります。濃厚で芳醇な湿り気を含むバッズの香りは正に本物。独特なガス臭に加えて吐き出す呼気に香ばしいナッツの香りが混ざります。
開発者独特の黄金比率で配合されたカンナビノイドはカートリッジ内で完全に調和し、それぞれのカンナビノイド単体では感じることが出来ない圧倒的な相加効果を体験できます。
何より完成品を第三者機関にかけるという含有成分量と表記量に間違いが無いという証明を行っている企業はVapeManiaを除いて他には見たことがありません。
同じラインでAmnesiaも試してみましたが、個人的にはGSCの方が圧倒的な”クサ感”を感じる事ができるため、完璧な配合のリキッドを求めているユーザーにはぴったりです。
相乗効果や相加効果というものの存在をひしひしと感じた今回の経験を活かし、次回以降さらに良いものを作ってご報告したいと思います。
の説明を終わります。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございました！
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Webクリエイター、ライターです。海外のカンナビノイド研究や論文を参考に、論理的な記事作成を心がけています。生活（Life）が豊か(Luxury)になるようこのサイトをLifeLUXと名付けました。「カンナビノイド情弱になるな！」をモットーに、わかりやすい説明を心がけています。応援よろしくお願いします。(_ _))ﾍﾟｺｯ
