CBDワックスには以下のように様々な形状があります。
CBDクランブル
CBD バダー
CBD シャッター
CBD ライブレジン
それぞれ形状に特徴があり、これらを作るには空気圧を加えて超高温で抽出したり化学溶媒を使用したりと、かなり複雑な工程を経る必要があります。
しかし、粉状のCBDアイソレートにテルペンを加えるだけで作れるテルプソレートは危険な溶媒などを使用することなく誰でも自宅で作ることができ、無味無臭のCBDアイソレートに香りとテルペンの効果を加えられるという大きな利点があります。
ライブレジンは冷凍させたフレッシュなヘンプから抽出する方法のため、この方法はわたしたち素人は真似できませんが、これ以外の形状には簡単に変化させることができるため、お手持ちの吸引器具などに合わせて作り変えることができることも利点と言えるでしょう。
CBDバダーとは本来、空気圧を加えて超高温で抽出することで最終製品はバターのようなフワフワな形状になるのですが、この難しい過程を経ずに同じような混合物を作るには以下の配合が望ましいです。
CBDアイソレート:テルペン=10:3
全体を1g程度に抑えるのであれば、CBD0.9gにテルペン0.27gで10:3の比率になります。一度に加えても全く問題ありませんが、最初は少しずつ加えてCBDアイソレートがどのように変化してゆくのかをご覧いただきたいと思います。
まずはテルペンを0.1g加えてかき混ぜてみます。
最初はこのように全体に混ざりムラがありますが、しばらく混ぜていくと、
先ほどよりも均一に混ざりました。が、まだかなり粉っぽく滑らかさが足りません。
そこで更にテルペンを0.1g追加してみます。
かなりまとまりましたが、もう少し滑らかさが欲しいので更に0.7gを加えて混ぜていくと、
だいぶゆるい形状になりました。
これをガラス容器に入れたらCBDバダーの完成です。
ダブリグやネクターコレクター、もしくはワックスコイルに入れて吸引することができます。
形状が柔らかく他のものと混ぜやすいので、ハーブなどをボウルに入れ、そこにCBDバダーを乗せて指や鉄サジなどを使って少し馴染ませます。その後ジョイントにして吸引しても良いですし、パイプで吸引しても良いでしょう。
ハーブとCBD、テルペンの更なるアントラージュ効果が体験できるかもしれません。
正規のCBDシャッターは、化学物質もしくは熱、圧力などを加えて抽出したオイルをパラフィン紙に置いて固めることで、琥珀色のガラスのような外観になります。
ガラス状にするのは難しいかもしれませんが、この形状を再現するには以下の配合割合が望ましいです。
CBDアイソレート:テルペン=9:1
CBDを0.9g、テルペンを0.1gで9:1の比率になります。
CBDをまず湯煎などにかけて溶かします。
すると粉末状のCBDアイソレートはこのような黄金色のオイルに変わります。
そこに0.1gのテルペンを加え、
混ぜ合わせます。
溶液が温かいうちにパラフィン紙やクッキングペーパーなどに薄く伸ばして広げ、常温もしくは冷蔵庫などで冷まします。
徐々に固まりますがなかなか結晶化しない場合もあります。その時は鉄サジなどで少しすくい上げるか、溶液が乗ったクッキングペーパーやパラフィン紙を左右に角度をつけて動かしてみてください。すると硬化が始まるはずです。
完全に固まったことを確認したら大きめのカケラに割ってガラス容器に入れたらCBDシャッターの完成です。
CBDシャッターの最大の特徴はこの硬い形状にあります。
ボングやダブリグなどを使用して屋内で吸引することもできますが、固くて扱いやすいその形状は屋外向きであるとも言えます。
手軽につまんで取り出し、ワックスコイルなどにも入れることができるので、冬のキャンプなどに最適です。
非日常的な空間で気の合う仲間と炎を囲んでCBDシャッターでリラックス。素敵だと思いませんか?
CBDクランブルは通常バダー同様の抽出方法で作られますが、元となる溶液が異なり、崩れやすい形状をしていることが特徴です。
わたしたち一般のユーザーがこの崩れやすさを再現するには以下の配合割合が最適です。
CBDアイソレート:テルペン=9:2
CBDが0.9g、テルペンが0.2gで9:2の割合になります。まずCBDを0.9g入れ、
テルペンを更に0.2g加えて湯煎などにかけてCBDを溶解します。この状態でしばらく置いてCBDが結晶化したら、それを鉄サジなどでこそげ落とします。
これをガラス容器などに移し替えたらCBDクランブルの完成です。
いわゆる一般的なCBDワックスタイプのこの形状は比較的硬化していますが指で圧力を加えるとボロッと崩れます。
ダブリグやネクターコレクターなどで直接吸引してもいいですし、ドライハーブヴェポライザーにも使用可能です。
この硬い形状は持ち運びにも便利ですし、崩してジョイント用のハーブに混ぜることなどもできますから、屋内、屋外問わずオールマイティーな形状であると言えるでしょう。
いかがでしたでしょうか。
わたしが作ったものは全て正直全て「なんちゃって」CBDワックスであることは間違いありませんが、CBDアイソレートとテルペンの配合割合を変えるだけで様々な形状を楽しむことができます。
テルペンに含まれる様々な効果や風味との相乗効果も楽しむことができますので、無味無臭のCBDアイソレートを何かに混ぜて食べたり飲んだり、または手持ちのリキッドに加えたりする、それ以外の使い方の選択肢として新たにリストに加えても良いのでは無いでしょうか。
また、アイソレートをCBGやCBNなど他のものに変えてみても面白いかもしれません何より、幼い頃に行った科学の実験の様でとても面白いですよ。
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ということで、
の説明を終わります。
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