Cannabinoid Magazine

初心者向けCBDワックスの作り方完全ガイド

2023年9月29日
「ワックスの利点って何?吸うのめんどくね?」
「CBDワックスの作り方
 
 
「CBDワックスの種類」
 
 
「CBDワックスの利点」

目次

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はじめに

ワックスは個人的にあまり好きではありません。その理由は吸引までの手間です。

 

容器の蓋を開け、耳かきでワックスをすくい、ワックス用コイルやダブリグ、ネクターコレクターなどで加熱吸引する。蓋開ける>すくう>蓋しめる>コイル開ける>入れる>コイル閉める>加熱吸引。

 

6工程も行うのであればVapeリキッドの方が圧倒的に楽だと思ってしまいます。

 

しかし、実はワックスにもそれなりのメリットがあるのです。

 

そこで本日は、テルペンとCBDのアロマティックな旅に出かけましょう。このガイドが終わる頃には、あっという間にあなただけのブレンドが作れるようになります。

CBDワックスの作り方

Step.1 抽出

原料となる麻植物を抽出容器に入れます。エタノールやCO2を使用し、溶ける成分を除去します。

Step.2 遠心抽出

Step.1 のバイオマスを別の容器に入れ、冷たいエタノールで満たします。その後遠心分離機で高速回転させることで化合物とエタノールを取り出します。

Step.3 脱ロウ

Step.2 の溶液から脂質分を分離します。ビーカーを冷蔵庫に入れるか、フィルターリアクターを使用します。

Step.4 溶媒回収

真空アシスト蒸発プロセスでカンナビノイドを溶媒から分離します。

Step.5 脱炭酸

熱を加えて化学再編成を促進することでÇBDとTHCが凝縮されます。

Step.6 蒸留

カンナビノイドを不純物から分離する工程です。低温で行うため真空アシスト蒸発が使用されます。

Step.7 結晶化リアクター

この工程ではCBDの純度を高めるため、CBDオイルをヘプタンとペンタンに溶かし、冷却しながら結晶化させます。

Step.8 クロマトグラフィー

カンナビノイド(THCとCBD)を分離・精製して完成です。

参考:

CEDER STONRE INDUSTRY | https://cedarstoneindustry.com/(2023/9/23閲覧) 

CBDワックス」の種類

CBDシャッター

化学物質か熱を加えて抽出したオイルをパラフィン紙に置いて固めると琥珀色のガラスのような外観になります。

英語のShatter(壊す、砕け散る)から来た名前で、ガラスを壊したような形状が特徴的です。

CBD バダー

空気圧を加え、超高温で抽出することでまるでバターのような見た目になります。

CBD クランブル

こちらはバダー同様の抽出方法で作られますが、元となる溶液が異なります。

Crumble(崩れる)という名前の通りほろほろと崩れやすい形状をしています。

CBD ライブレジン

ライブレジンは、乾燥前のヘンプを凍結乾燥させるため、テルペンなどの組織が壊れることなく抽出されます。

参考:

JOY ORGANICS | The Ultimate Guide to CBD Wax 
https://joyorganics.com/blogs/news/the-ultimate-guide-to-cbd-wax (2023/9/23閲覧)

テルプソレートとは

テルプソレートとはその名の通り、テルペンとアイソレートの混合物です。

 

CBDアイソレートは純度が限りなく100%に近い純度で精製されたCBDの結晶ですから、テルペンやフラボノイドなどの化合物は全て除去されています。

 

一方、テルペンはそれぞれで独特の効果を持ちます。

 

これらを組み合わせることでワックス様の混合物を作ることができるのです。

 

参考:ディストレート アイソレート 違いを説明の前に、「ディスティレート」ですから!

テルプソレートの利点とは

たくさんのCBD製品がある中で、”なぜTerpsolateなのか?”と疑問に思うかもしれません。
 
 
その答えは、純度と個性のコンボにあります。
 
 
CBDは純度の高い精製されたカンナビノイドです。その抽出技術は冒頭でご説明した通りで、実際にあのような過程を経てCBDは抽出されます。溶媒を残さないような工夫がされたCBDアイソレートは科学技術の結晶と呼べるでしょう。
 
 
そしてテルペン類には様々な芳香と特徴的な効果があります。ハーバルな香りのミルセンが持つ鎮静効果は睡眠を促進し、清涼感を持つ松葉のような香りのピネンには胃の保護作用、ピリッとスパイシーな香りのカリオフィレンはCB2受容体を活性化することでも有名で、抗炎症作用などがあることでも知られています。
 
 
これらを掛け合わせることで、わたしたち一般のユーザーは、欲しい効果をカスタムメイドすることができるのです。
 
 
テルプソレートはCBDの潜在的な効果とテルペン類の芳香+健康的利点という、両方の長所を兼ね備えているという点において、アイソレートよりも一歩全草に近づいたと言っても過言ではありません。

テルプソレートの作り方

材料

・CBDアイソレート(油溶性)

・お好みのテルペン

・保存容器

・鉄製の棒(かき混ぜる用)

作り方

保存容器にCBDアイソレートを入れ、テルペンを1滴ずつ加える。鉄さじなどで全て混ぜ、混合物が再結晶化したら完成。

テルプソレートの保管と使用方法

保管方法

テルプソレートは冬にぴったりの商品と言えます。保管するときは冷蔵庫などの冷暗所に保管してください。また、テルプソレートの保存容器はシリコンやプラスチック製ではなく、必ずガラス製をご使用ください。

使用方法

CBDワックスと同様にダビングしてもいいですし、ワックスコイルなどに入れて吸引も出来ます。お手持ちのハーブに振り掛けてジョイントを巻くことも出来ます。

 

CBD、テルペン共に食品グレードである場合はオイルに混ぜてエディブルにすることも可能です。

CBDテルプソレートの配合分量

CBDテルプソレートは、CBDとテルペンを異なる分量で配合することで、クランブル、バダー、シャッターの3種類に作り分けることができます。

CBD ワックス 作り方 ライフラックス

これら3種類のCBDテルプソレートを実際に作った写真付きで「3つの異なる形状のCBDワックスの作り方を完全公開」という記事にまとめてあります。

まとめ

今回は、完全ガイドの序盤〜中盤くらいまでの説明をしました。

 

後半の実際の作り方は以下のリンクからご覧ください。

 

関連:3つの異なる形状のCBDワックスの作り方を完全公開

 

このようなカンナビノイドについての知識やリキッド、ワックス、クリームなどのレシピを紹介しています。記事がいいねと思っていただけたらLifeLUXのXアカウントのフォロー、RP、いいねをお願いします。

ということで、

の説明を終わります。

 

ここまで読んでくださって本当にありがとうございました!

 

(人´∀`).☆.。.:*ありがとぉ☆彡(*´ω`*人)

 

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中の人

Webクリエイター、ライターです。海外のカンナビノイド研究や論文を参考に、論理的な記事作成を心がけています。生活(Life)が豊か(Luxury)になるようこのサイトをLifeLUXと名付けました。「カンナビノイド情弱になるな!」をモットーに、わかりやすい説明を心がけています。応援よろしくお願いします。(_ _))ペコッ

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