カートリッジはPart,1で選びました。
CCELLというブランドからTH210というカートリッジを選びましたが、旧式ではなく、新しくなったEVO(Evolution)シリーズのものを使用します。
中央のセンターポートは医療グレードステンレスが使用され、タンクを囲うホウケイ酸ガラスボディは熱膨張率が低く、高い耐熱性と耐薬品性を誇ります。
詳しい情報はPart,1をご覧ください⇩
「安心できる材料を使用」ということで、上記の材料を揃えました。
各材料は以下の通りです。
なお、6と7はXを通じて「このアイテムを使うと便利」と、丁寧に教えていただいたもので、以下の画像クリックでお二人のアカウントにアクセスできます。
CBD、CBG、CBT、CBNはざっくりと非精神活性作用であると言われていますが、THCVはどうなのか、という点についてはこちらの記事で詳しく解説しています⇩
簡単にご説明すると、ある研究では、THCVは、低容量では精神作用は発現しないが、高容量で発現する可能性はあると言われています。
そのため、低容量であれば非精神活性と言ってもいいだろうという個人的な見解により、含めることにしました。
前回こちらの記事で使用したストロベリーコフのテルペン、イチゴの香りはするのですが含有割合が少なかったせいか、「うっすらイチゴが香る」程度で、非常に香りが弱かったのです。
ふと、他社の植物由来のテルペンで、ミルセンの含有量が多く、甘い生クリームの様な香りのテルペンの存在を思い出しました。
このテルペンは香りが強かったと記憶しており、ストロベリーコフと混ぜてイチゴクリームの様な甘い香りを再現できないかと考え、ストロベリーコフを0.1g、クリームフレーバーを0.08gというブレンドに決めました。
まず、CBTから量っていきます。CBTは粘度が低い液状で、粉末状カンナビノイドを入れた後に加えると、入れ過ぎてしまった場合に量を減らすことが出来ないからです。
CBNが0.5g
H2OアイソレートCBDが0.16g
H2OアイソレートCBGが0.1g
CBTディスティレートが0.24g。CBTを多めに入れたのは、キックインが早まると感じることと、TOPの質が圧倒的に良くなると主観的に感じるからです。
最後にTHCVを0.2g加えて、加熱撹拌していきます。
つまみ最大でヒートアップを開始します。
全て溶け切りましたので、ホットプレートから下ろします。なぜなら、テルペンは低温で揮発するものがあり、45℃以下をキープしながら撹拌する必要があるため、テルペンを加える前にビーカー内の溶液の温度を下げる必要があるからです。
下ろしてから2分で34℃まで下がったのでテルペンを加えて撹拌します。
記事の冒頭でお伝えした通り、ストロベリーコフの香りが弱かったことと、揮発の懸念があったことから、テルペンを加えた後の撹拌時間を短くしました。
42℃キープで2分弱撹拌してビーカーを下ろしてパッケージング・・・
しようと思い、シリンジで吸い上げてカートリッジに入れたのですが、1gに到達しませんでした。
なぜなら、溶液がすぐに硬化してしまい、ビーカーに残ってしまったからです。これを再度ホットプレートにかけて溶かして再度カートリッジに入れます。
これをカートリッジに再度流し込み、1g以上になりましたので完成です。
*基本的に100%の評価はしません
*TOPの強さとは、一番強く感じた体感の度合いです。
まず香りですが、クリーム感テルペンとストロベリーコフ、共に弱く中途半端に香り、混ぜないほうが良いと感じました。
TOPは非常にユニークで大分強く、初心者向けとは言えないほど顕著で、「成功」と言いたいところなのですが、やはり首の後ろにピリッとする偏頭痛の始まりのような電気を感じます。これは恐らくTHCVとCBDの効果で、この硬さを抜く必要があります。また、喉への刺激も気になりました。
総評としては、香りが弱いにもかかわらず粉っぽく、喉への刺激もあるため、何とも言えないケミカル臭を感じました。
この香りの悪さは、クリームテルペンが原因であるように思います。消費期限は来年11月、保管状態も悪くなかったのですが、製作過程が悪かったのか量が足りなかったのか、いずれにしても失敗です。
カンナビノイド感のTOPはかなり高く、CBTがとても良い働きをしていると思いました。ただし、キックインをより早める必要と、喉への刺激をもっと抑えないと、吸いずらい1本になってしまうと感じました。
次回は喉への刺激の原因を探るべく、各カンナビノイドを単品吸引し、レビューをします。その結果をもとに再度配合を変えてリキッドの製作をしてみたいと思います。
ということで、
の説明を終わります。
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Webクリエイター、ライターです。海外のカンナビノイド研究や論文を参考に、論理的な記事作成を心がけています。生活(Life)が豊か(Luxury)になるようこのサイトをLifeLUXと名付けました。「カンナビノイド情弱になるな!」をモットーに、わかりやすい説明を心がけています。応援よろしくお願いします。(_ _))ペコッ