Cannabinoid Magazine

【CBNと音楽】 まるで仏教寺院で魂の浄化 Jan Jelinekって誰?

2024年4月26日

目次

CBNとは

CBNとはカンナビノールの略でCBDのいとこのような存在です。

 

CBNは大麻草に含まれるTHCが熱と光と酸にさらされるとCBNに変化してゆくという成分の成り立ちと、机の中などで忘れ去られていた古い大麻草を吸引した人の多くが眠くなったという逸話が混ざり、CBNは睡眠に良いと言われるようになりました。

 

ただし、CBNが睡眠に良いという科学的な根拠はまだありません。

 

CBNは一般的にTHCの1/10の効果があると言われています。これはヒトが体内にもつ受容体へどれだけ強く成分が働きかけるか、という度合いを数値化したものをもとにこのように言われていますが、THCの1/10の効果と聞くと「キマって」しまうのではないか?と不安になる方もいるかもしれません。

 

CBNがキマるかキマらないかという議論に関して現段階での結論を申し上げると、「キマるともキマらないとも言われているので、よくわからない」といったところです。

 

キマるとは成分が精神に及ぼす影響のことですが、様々な論文を見ると、「CBNは微弱な精神作用がある」や、「非精神作用物質であるCBN」など、キマるともキマらないとも言われているからです。

 

ただし、キマると言っても日常生活に異常を来さない程度の影響であると思っていただいても良いと思います。

 

CBNがキマるかどうかに関しては「7分ください!【CBNがキマる】と言われる理由が全てわかります」に詳しく記載しましたので併せてご覧ください。

 

CBNと相性が良いのは「効く」音楽

CBNはCBDと比べるとリラックス効果が段違いで、音楽、食事とよく合います。

 

そんなCBNに合う(とわたしが思う)音楽をご紹介します。

 

個人的に音楽には2種類あると思っており、「聞く」音楽と「効く」音楽です。前者はそのまま。Hip Hop、Techno、Rockなど、普通の時でも聞ける音楽。

 

後者は、集中して聴かなければ良さはわからないのですが、一度聴き入るとその音が作り出す世界に身体が包み込まれ、目を閉じるとその世界観が映像として見える、というものです。耳で聞く音楽と、脳に効く音楽という感じです。

 

CBNと相性がいいのはまさにこの「脳に効く」音楽。

普通の時はよくわからない「効く」音楽

 主観ですが、CBNは集中力が高まり、細かい音を拾うことが出来るため「効く」音楽と相性が良いと感じます。

 

しかし、この手の音楽はBGMとして流していても雑音?程度にしか思いません。なぜなら一つ一つの音が繊細だからです。これら繊細な音が折り重なって音楽を作り上げているため、片手間で聞いていても、ぼーっとした印象しか受けないのです。  

 
 
しかししっかり聴いてみると、冒頭からクライマックスにかけて徐々に音のピースが重ねられてゆき、壮大な物語を作り上げている事がよくわかります。CBNとの相性は抜群ですので、2アーティストご紹介したいと思います。

Jan Jelinek

ジャン・ジェリネックではありません。

 

ヤン・イェリネックと読みます。

 

どのような人かというと、

ドイツ・ベルリン出身のエレクトロ・ミュージシャン兼プロデューサー。1998年に活動を始めた。 別名義Farben、Gramm、The Exposuresなどでも活動している。 作品はミニマル・テクノ、グリッチ、ミクロハウスに分類され、深いベースライン、昔のジャズ、ロックからのサンプリング、clicks & cuts効果が特徴。 音楽レーベルFaiticheの創設者である。

彼の代表作として有名なアルバムは2001年のLoop- Finding- Jazz- Recordsで、作品を表現すると「破壊と創造」という言葉がぴったりかもしれません。

 

古いJazz音源から音を拾い、再構築した、という感じです。

 

ただ、今回私がご紹介したいのはJan Jelinek名義での3作目?

 

2005年にリリースされたKosmischer Pitchというアルバムの8曲目Morphing Leadgitarre Rückwärts

仏教寺院で非日常を味わいたい方向け

非日常を味わいたいのであればMorphing Leadgitarre Rückwärtsがダントツにおすすめです。

 

英語に直すと、Morphing Lead guitar Backward。

 

Morfingとは変態する、という意味で、あるものからあるものにゆっくりと形を変えてゆくということです。コンピューター用語で使用される場合、ある画像を別の画像に滑らかに移行させるといういわゆる「アハ体験」のようなものです。Lead guitar はリードギター。Backwardは巻き戻すという意味です。

 

この曲の制作方法がタイトルになったような感じでしょうか。

 

彼の楽曲のすごいところは、曲を構成している一つ一つの音がわからないところです。

 

大抵の音楽は、シンセサイザーやハイハット、ベースなどその曲を構成する一つ一つの音を聞き取ることができます。

 

しかし、彼の音楽を構成するそれぞれの音が何なのかは(音源そのものが逆再生だからなのか)よくわからないのです。

 

この曲、ヘッドホンなどで聞いていただくとわかりますが、わたしは寺院にいるような感覚を覚えます。

 

そして頭頂部から天に押し出されるようなメインの音で体が浄化されているような感覚になります。

 

目を閉じるとその押し出される頭上に光が見え、天に吸い込まれるような感覚に陥ります。

 

アーティストのJan Jelinekは全くそのような効果を狙っていないかもしれませんが、わたしにとっては何度聞いてもこの曲から”Holyさ(聖なる感じ)”を感じるのです。

 

そのため、この曲プラスCBNは完全に非日常の空間に連れて行ってくれます。

Luke Vibert

ルーク・ヴァイバート。

 

イギリスの南西端に位置する半島コンウォール出身のプロデューサーです。

 

どのような人かというと、

英国の電子ミュージシャン兼プロデューサーであり、プラグやワゴン・クライストなどのいくつかの別名での彼の作品でも知られています。コーンウォールで育ったVibertは、1990年代にテクノ、ドラムンベース、トリップホップなどのさまざまなジャンルのプロジェクトのリリースを開始しました。彼は、Rephlex、Ninja Tune、Planet Mu、Warpなどのレーベルにレコーディングを行っています。

多様なジャンルの音楽を名義を分けて提供しています。

 

その中でも今回ご紹介したいのはWe Here YouというアルバムからDe-Pimp Act。

リズムのズレが心地よい

3拍子と4拍子のリズムのズレが心地よい作品で、この曲はBGMとして十分聴けます。

 

15秒目で聞こえる、bpmを6割程に落とした「チャーリーのチョコレート工場」の主人公ウィリー・ウォンカが吹くフルートの音をはじめとして、有名な音源が多数サンプリングされており、Old school hip hopが好きな方でも聴けると思います。

 

このようなリズムのズレなども、普通に聞いていたらあまり気にならないのですが、集中して聴くととても心地よく聞こえます。

さいごに

サブスクリプションが当たり前の現代で「楽曲」はこちらから探すものではなく、フィードされるものになりつつありますが、個人的にはコレクションしたいタイプなので、時間があればまたご紹介します。

 

ということで、

【CBNと音楽】 まるで仏教寺院で魂の浄化 Jan Jelinekって誰?

の説明を終わります。

 

ここまで読んでくださって本当にありがとうございました!

(人´∀`).☆.。.:*ありがとぉ☆彡(*´ω`*人)

 

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Webクリエイター、ライターです。海外のカンナビノイド研究や論文を参考に、論理的な記事作成を心がけています。生活(Life)が豊か(Luxury)になるようこのサイトをLifeLUXと名付けました。「カンナビノイド情弱になるな!」をモットーに、わかりやすい説明を心がけています。応援よろしくお願いします。(_ _))ペコッ

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