カンナビノール(CBN)は、THCの酸化生成物です。
CBD、CBGと並び、大麻草に含まれる化合物の1つです。
その含有量は1%と非常に低く、現段階では研究そのものの数は少ないと言われています。
しかし、価値のある治療特性があると見込まれていることから、研究やテストが増えてきているようです。
特徴としては、
その精神活性作用は低く、多くの医療的なユーザーに大きな利点をを示しており、いくつかの種類の大麻が持つ鎮静的、催眠的な効果の要因になると考えられています。
alchimia20より筆者和訳
通常、1大麻株に含まれるCBNは1%と少ないのですが、大麻草を刈り取り、しばらく天日に干したら、その株に含まれるCBNを多く抽出することができます。
大麻草は成長に伴い、CBGAという大元の成分から、
などの酵素を生成します。
この中の、THCAという成分は長時間空気に触れ、酸化することでCBNAに変化します。
そしてこのCBNAが熱と紫外線にさらされることでCBNとなるのです。
そのため、机の引き出しの隅で忘れ去られていた大麻草があったとすると、それに含まれるCBNの量は多い可能性があります。
CBNはCBD、CBGなどの他のカンナビノイドと比べると、ほんのわずかの向精神性があると言われており、その鎮静作用は強力であるため不眠症などの睡眠障害に効果を発揮する潜在的な可能性があるかもしれないと考えられています。
それ以外には
など、様々な症状にある程度効果的であると考えられています。
しかし先ほどお伝えした内容とは裏腹に、CBNそのものには鎮静作用はなく、THCと同時摂取をした時にのみ鎮静を示す、アントラージュ効果であるという主張もあります。
アントラージュ効果についてはこちらご覧ください↓
CBN単体では鎮静効果は無いが、鎮静作用のあるセスキテルペノイドなどと組み合わせることでその作用を強力なものにする可能性があるとも考えられています。
CBNに関しての情報をまとめると、
ほとんど向精神作用がないが、鎮静作用のあるテルペンと組み合わせることでその作用を強くする可能性がある。
ということですね。
CBNに関してはまだ動物実験の段階にあるそうです。
研究が進むと、世界中で睡眠になんらかの障害を持つたくさんの人たちを助けられるかもしれませんが、それにはまだ時間がかかりそうです。
わたしは、個人的にCBNとテルペンを含有する商品と、CBNだけのアイソレート商品、CBNを含むグミを試してみました。
それぞれのレビューはこちらをご覧ください↓
というわけで、
【話題のレアカンナビノイド】CBNとは
の説明を終わります。
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Webクリエイター、ライターです。海外のカンナビノイド研究や論文を参考に、論理的な記事作成を心がけています。生活(Life)が豊か(Luxury)になるようこのサイトをLifeLUXと名付けました。「カンナビノイド情弱になるな!」をモットーに、わかりやすい説明を心がけています。応援よろしくお願いします。(_ _))ペコッ