Cannabinoid Magazine

THCVの利点+CBDの副作用【食欲抑制】は感じられるのか?

2023年9月18日

目次

*この記事に含まれる情報は、医療従事者からの情報に代わるものではありません。
*THCVは現在、薬機法により、医療等の用途を除き「製造,輸入,販売,授与,所持,購入,譲り受け,使用」が禁止されています。

THCVとは

テトラハイドロカンナビバリン(THCV)とは、THCやCBDと同じく大麻植物に自然に含まれているカナビノイドです。
 
 
THCVが初めて発見されたのは1970年代初等ですが、研究者達はもっぱら精神作用のあるTHCに興味を惹かれたようで、THCVの研究は少ないのです。多くのサイトで説明されているのは、THCVは低容量だと精神作用が現れず、高容量だと精神作用が現れる可能性があるとされています。
また食欲を制御する可能性がある[1]ためダイエットウィードと呼ばれています。
 
 
THCVという成分についての詳細はこちらの記事にギュッと凝縮しましたので、併せてご覧ください⇩

CBD優勢、THCVリキッドを作ろうと思った背景

THCV単体でのカンナビノイド感が強く、キリキリと硬い印象であったため、もう少しこの硬さを緩和出来ないか?というのが今回のリキッド製作の出発点です。

 

そして、THCVが持つと言われている食欲抑制効果[1] と、CBDの副作用として報告されている食欲抑制効果[2]掛け合わせるとどうなるのかということが知りたかったのです。

製作にあたっての2つのポイント

今回のポイントは2点。
 
 
・THCVは低容量
 
・CBDは高容量
 
 
ということです。
 
 
THCVは高用量で精神作用が発現する可能性がある[3]とされているため、精神作用無しにTHCVの良い側面を享受するためにはTHCVは低用量である必要があるということが1点目です。
 
 
もう1点目は、早いキックイン(体感を感じること)を実現するにはある程度のカナビノイド濃度が必要であるという事です。
 
 
これらを踏まえ、CBD60%、THCV5%という配合に決めました。

Blue Dreamフレーバーを選んだ理由と希釈率は?

前回、THCVのみのリキッドを作成した際、希釈材に対してテルペンの含有量を30%で作ってしまい香りが強すぎたという経験から、今回は10%減らしました。

香りは、カリフォルニアのアイコニック大麻株であるBlue Dreamフレーバーを、ある原料販売業者から購入しました。

 

この業者が取り扱っているサイトを見ると、テルペンのブランド名がはっきりと記載されているので、アメリカのウェブサイトを見てテルペンプロファイル(テルペンの含有量を記載したもの)を確認しようとしたのですが、アメリカのサイトにも記載はありませんでした。

 

なぜBlue Dreamを購入したかというと、こちらの記事で使用したBlue Dreamのテルペンが抜群に素晴らしかったからです。⇩

今回の業者を入れると過去に5社から植物由来のBlue Dreamのテルペンを購入し試していますが、この時のBlue Dreamを超えるテルペンは未だに見つかっていません。

 

そのため、期待を込めて購入してみることにしたのです。

テルペン溶液を計量

1mlのカートリッジにカナビノイド65%のリキッドですから、テルペン溶液の量は0.35gです。

そして、0.35gの溶液に20%のテルペンを入れるので0.07gのテルペンが入る計算です。

ライフラックス lifelux THCV CBD リキッド テルペン希釈割合の説明

最初にテルペンの希釈剤を0.28g入れ、0.07gのテルペンを加えて溶液が完成です。

カンナビノイドを計量

ライフラックス lifelux THCV CBD リキッド THCVの量

THCVを0.05g、

ライフラックス lifelux THCV CBD リキッド CBDの量

CBDを0.6g、

ライフラックス lifelux THCV CBD リキッド 

これらを先ほど作った0.35gのテルペン溶液に加えます。

カンナビノイドとテルペンを加熱撹拌

ライフラックス lifelux THCV CBD リキッド 

全て合わせて温度70度以下キープで10分間攪拌しました。

問題発生

ライフラックス lifelux THCV CBD リキッド 

っと、ここで問題が!

 

全て重さを計ったのですが全体量が0.8mlになってしまいました。攪拌中に蒸発してしまったのか、溶解したCBDの容積は1g=1ml以下だからなのか、シリンジやビーカーに残ってしまったのか、考えられる要因は多々あります。

パッケージング

ライフラックス lifelux THCV CBD リキッド 

カートリッジに入れて完成です。

粘度は高く、逆さにすると気泡はゆっくりと上がってきます。

CBD/THCVリキッドレビュー

3秒引、5〜6秒程肺に溜めて吐き出す=「1服」と数えます。
9:36【1服目】
早くもカンナビノイド感(以下バズと表現)を感じます。明らかにTHCVによるもので、THCV単体リキッドの1服目とほぼ同等です。たったの6%でもバズの強さが変わらないため、「低用量」をキープできそうです。
9:44【2服目】
THCVの効果は絶大でキックイン(体感を感じるまでの時間)がCBD、CBG、CBNと比べると圧倒的に早く感じます。
10:01【3服目】
CBD単体60%ではカンナビノイド感を感じるまで10服程度を要しますが、THCVが5%入っているだけでバズはグッと引き上げられます。また、CBD単体のTOPよりも遥かに強い、心地よい”圧”があります。
 
 
10:11【3服目】
若干目が重くなってきました。視覚的変化は全くありませんが、目を閉じると瞼に映る光が普段以上に明るいように感じます。これ以上摂取しなくても十分な感覚を得られており、バズの強さはTHCV単体と大差ありません。
10:16【4服目】
バズが強まりました。目の奥を後ろに引っ張られるような、髪の毛を結ぶ時にグーッと引っ張られるような感覚があります。THCV単体では感じませんでしたのでCBD配合の特徴的な効果と言えます。
10:22【5服目】
恐らくバズのTOPは4服目でしょう。しかし、少ないTHCVでもこんなに影響する事にとても驚きました。
 
 
10:26
頭部の”圧”が更に強まります。THCVは吸引直後ではなく数分後にその効果を感じるのですね。
ライフラックス lifelux THCV CBD リキッド 

この”圧”は目の後ろ、耳の上あたりで感じるのですが、

頭をヘッドレストにもたれかからせるとスッとこの圧迫感が無くなるのです。

 

しかし、”精神作用無しのCBDリキッド”にしては大分重い感覚のため、一旦ここでストップして様子を見ます。

 

ちなみに超有名ブランドの”フルスペクトラムCBD”にもTHCVが5%配合されているようですが、感じ方は全く異なります。

10:54
未だに強いカンナビノイド感(バズ)を後頭部に感じています。頭が重く、支えたくないという感覚ですが、THCV単体ではこのように感じませんでしたので、CBD配合の特徴的な感じ方と言えます。
 
 
11:37
コーヒーを飲んで昼食を取ります。(普通に空腹を感じました)
 
 
12:29
強いバズは収まり主観的に6割程度まで落ちてきました。
 
 
13:38
あくび連発、眠気が襲ってきました、、、
 
 
13:50
まだ後頭部のバズが完全には抜けません。THCV単体でも感じましたが、TOPから3時間半が経過し、筋肉が緊張した後のような疲れを少し感じます。
 
 
14:20
30分間昼寝をしてしまいましたが、まだ、はっきりとバズが残っています。
 
 
 
15:50
最後に摂取をしてから5時間半が経過しましたが未だにバズが抜けません。
THCV単体ではTOPから1時間30分である程度体感が抜けたと感じたのですがCBDと混ぜることでこんなに長く残ることも特徴的です。
昼寝をしたにもかかわらずあくび連発。少し歩きに行ってみます。
 
 
17:51
夕食を作りシャワーを浴びましたがまだ圧が残っています。これは驚き。
 
 
19:56
バズをまだ感じています。
20:30【8服目】
まだ残っていますが追加で2服して寝ます。
 
 
 
21:02
就寝
 
 
 
6:00
起床、、、、起床、、、、、出来ない、、、体が鉛のように重いです。
重い体を無理やり起こしました。
 

CBD/THCVリキッド カンナビノイド感のまとめ

TOPを100%とし、時間の経過とカナビノイド感をまとめると、以下の通りです。
 
 
【計1服】
0分後:明らかな変化を感じる。主観的に10%
 
5分後:更に強まり70%
  
【計2服】
8分後:80%
 
【計3服】
25分後:90%
 
35分後:95%
 
【計4服】
40分後:100%
 
【計5服】
46分後:100%
 
48分後120% ここがTOP
 
 
これ以降は体感のピークである摂取開始から48分後を0分として体感が弱まる時間をトラックします。
 
【体感のTOPから】
30分後:120%
 
2時間後:60%
 
3時間30分後:55%
 
5時間30分後:50%
 
9時間30分後:30%
 
 
結論として、抜けがものすごく悪いと感じました。
 
 
寝る前に2服ほどしましたが、朝はものすごく起きづらく、次の日の夕方まで後頭部に筋肉痛のような疲労が残りました。

CBD/THCVリキッド Blue Dreamフレーバーの評価

味・匂い
普通 55%
TOPの強さ
単体よりは丸いが重い 81%
吸いやすさ
普通 65%
総合おすすめ度
おすすめはしない 67%

*基本的に100%の評価はしません

*TOPの強さとは、一番強く感じた体感の度合いです。

Blue Dreamの香りは、特筆すべき点無し。

 

ただ、CBDとTHCVの相乗効果には驚きました。テルペンに含まれる成分が寄与した可能性もありますが、テルペンプロファイルがわからないため、何とも言えません。

 

肝心の「食欲が抑えられたか」というとそのような効果は特に感じませんでした。

まとめ

THCVをCBDに少量加えるだけでその感じ方は大きく異なる。

 

THCVとCBDが持つ食欲抑制効果についてはよくわからなかった。

 

といったところです。

 

ということで、

の説明を終わります。

 

ここまで読んでくださって本当にありがとうございました!(人´∀`).☆.。.:*ありがとぉ☆彡(*´ω`*人)

 

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中の人

Webクリエイター、ライターです。海外のカンナビノイド研究や論文を参考に、論理的な記事作成を心がけています。生活(Life)が豊か(Luxury)になるようこのサイトをLifeLUXと名付けました。「カンナビノイド情弱になるな!」をモットーに、わかりやすい説明を心がけています。応援よろしくお願いします。(_ _))ペコッ

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