THCV単体でのカンナビノイド感が強く、キリキリと硬い印象であったため、もう少しこの硬さを緩和出来ないか?というのが今回のリキッド製作の出発点です。
そして、THCVが持つと言われている食欲抑制効果[1] と、CBDの副作用として報告されている食欲抑制効果[2] を掛け合わせるとどうなるのかということが知りたかったのです。
前回、THCVのみのリキッドを作成した際、希釈材に対してテルペンの含有量を30%で作ってしまい香りが強すぎたという経験から、今回は10%減らしました。
香りは、カリフォルニアのアイコニック大麻株であるBlue Dreamフレーバーを、ある原料販売業者から購入しました。
この業者が取り扱っているサイトを見ると、テルペンのブランド名がはっきりと記載されているので、アメリカのウェブサイトを見てテルペンプロファイル(テルペンの含有量を記載したもの)を確認しようとしたのですが、アメリカのサイトにも記載はありませんでした。
なぜBlue Dreamを購入したかというと、こちらの記事で使用したBlue Dreamのテルペンが抜群に素晴らしかったからです。⇩
今回の業者を入れると過去に5社から植物由来のBlue Dreamのテルペンを購入し試していますが、この時のBlue Dreamを超えるテルペンは未だに見つかっていません。
そのため、期待を込めて購入してみることにしたのです。
1mlのカートリッジにカナビノイド65%のリキッドですから、テルペン溶液の量は0.35gです。
そして、0.35gの溶液に20%のテルペンを入れるので0.07gのテルペンが入る計算です。
最初にテルペンの希釈剤を0.28g入れ、0.07gのテルペンを加えて溶液が完成です。
THCVを0.05g、
CBDを0.6g、
これらを先ほど作った0.35gのテルペン溶液に加えます。
全て合わせて温度70度以下キープで10分間攪拌しました。
っと、ここで問題が!
全て重さを計ったのですが全体量が0.8mlになってしまいました。攪拌中に蒸発してしまったのか、溶解したCBDの容積は1g=1ml以下だからなのか、シリンジやビーカーに残ってしまったのか、考えられる要因は多々あります。
カートリッジに入れて完成です。
粘度は高く、逆さにすると気泡はゆっくりと上がってきます。
この”圧”は目の後ろ、耳の上あたりで感じるのですが、
頭をヘッドレストにもたれかからせるとスッとこの圧迫感が無くなるのです。
しかし、”精神作用無しのCBDリキッド”にしては大分重い感覚のため、一旦ここでストップして様子を見ます。
ちなみに超有名ブランドの”フルスペクトラムCBD”にもTHCVが5%配合されているようですが、感じ方は全く異なります。
*基本的に100%の評価はしません
*TOPの強さとは、一番強く感じた体感の度合いです。
Blue Dreamの香りは、特筆すべき点無し。
ただ、CBDとTHCVの相乗効果には驚きました。テルペンに含まれる成分が寄与した可能性もありますが、テルペンプロファイルがわからないため、何とも言えません。
肝心の「食欲が抑えられたか」というとそのような効果は特に感じませんでした。
THCVをCBDに少量加えるだけでその感じ方は大きく異なる。
THCVとCBDが持つ食欲抑制効果についてはよくわからなかった。
といったところです。
ということで、
の説明を終わります。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございました!(人´∀`).☆.。.:*ありがとぉ☆彡(*´ω`*人)
内容が面白いと思っていただけたらSNSの運用が苦手なわたしの代わりに記事をシェアしていただけるとアクセス数が増えるため運営の励みになります。
どうぞよろしくお願いいたします。
Webクリエイター、ライターです。海外のカンナビノイド研究や論文を参考に、論理的な記事作成を心がけています。生活(Life)が豊か(Luxury)になるようこのサイトをLifeLUXと名付けました。「カンナビノイド情弱になるな!」をモットーに、わかりやすい説明を心がけています。応援よろしくお願いします。(_ _))ペコッ