「キマる」と聞いて、その状態を言葉で説明できる人はなかなかいないと思います。
「キマる」とはどういう状態で、なぜ「キマる」のかがわからないと、「キマるCBDリキッド」があるかどうかがわかりません。
そこで、「キマる」について深掘りしてみましょう。
【キマる】という言葉は大麻に含まれる最も有名な成分であるTHCがもたらす精神作用です。
医師や専門家などのエキスパートから情報が発信される、アメリカのメディア運営会社の情報[1]によると、大麻によって感じる効果は人によって異なり、どのように作用するかは以下の要因によって左右されます。
そして、大麻によって【キマった】状態の時、使用者は、
しかしその反面、不快な気分や経験も引き起こします。
これらの不快な気分や経験は「バッドハイ」「グリーンアウト」などと呼ばれ、大麻を吸った経験が浅いか、吸いすぎである場合に、これらの反応が起こりやすくなり、品種が持つ効能の強さが強ければ強いほど、これらの効果がより強く現れます。
大麻に含まれるTHCの効果によって現れる精神作用を【キマる】と定義すると、アルコールに含まれるエタノールも、リラックス効果と多幸感をもたらす向精神薬[2] ですから、アルコールでも【キマる】と言えます。
ただし、アルコールとTHCでは人体への作用の仕方が異なります。
そこで次は、どのようにしてTHCが【キマる】状態を引き起こすのかを見てみましょう。
【キマる】とどうなるか、についてお分かりいただけたと思います。
THCによって【キマる】のは、わたしたち人間が、体の中に持っているレセプターと呼ばれる受容体にTHCが結合し、作用するからです。
レセプターは二種類あり、中枢神経系に多く存在するカンナビノイド1型受容体(CB1)は、認知や気分、記憶などの機能に影響します。
もう一つは主に免疫細胞に多く存在するカンナビノイド2型受容体(CB2) で、抗炎症作用と免疫調整作用に関連します。
このように、体の様々な場所に受け皿があって、このCB1、CB2両方にTHCはくっついて作用するので、先程のような様々な感情や感覚が引き起こされるのです。
中でも陶酔効果を引き起こすのはCB1への結合ですから、このCB1に結合するものであれば【キマる】と言えるでしょう。
わたしのイメージでは、このような体の中の様々な場所にあるたくさんのレバーを、
体に入ってきたTHCがこうやって
ガショーン ガショーン
とレバーを片っ端から引いて行っている感じ。
そして、CB1レバーを
ガショーンとやってしまった。
つまり、THCはこのCB1レバーのガショーンを行うから「キマる」わけで、CB1レバーのガショーンを行わない物質であれば「キマらない」、ということになりますよね?
これを踏まえてCBDの作用を見てみましょう。
結論から言うとCBDではキマりません。
なぜなら、CBDは先ほどご説明したCB1、CB2、どちらの受容体ともほぼ結合親和性が無いから[1]です。
つまり、CBDは先ほどのガショーン、ガショーンは行わない、と言うことです。
カリフォルニアの情報発信サイトの一文の中に、「CBDでキマった経験がある」と答えてる人がいました。
それに対し、考えられる理由の一つとして、Society of Cannabis Clinicians(大麻臨床医学協会)のLeigh Vinocur博士はこう答えています。
「フルスペクトラムCBDに反応したのかもしれない」
Leigh Vinocur博士いわく
「フルスペクトラムCBDは、THCやテルペンなど、大麻草の全てのカンナビノイドを含むため、フルスペクトラム製品に含まれるミルセンやその他のテルペンのアントラージュ効果によってTHCの効果が強まったのかもしれない。そのためCBDでハイになるという可能性は考えられる」
つまり、フルスペクトラムCBDを使用した商品であれば人によっては【キマる】可能性があることです。
ただし、海外のフルスペクトラム製品と日本で流通しているフルスペクトラムと呼ばれている製品は大きく異なります。
それは、THCが海外のものには入っていて日本のものには入っていない、ということです。つまり、日本で「フルスペクトラム」CBD製品は流通するはずが無いのです。
これらのことから、日本に流通しているCBD製品で【キマる】ということはあり得ない、ということがわかりましたね。
ではなぜ「CBDでキマる」のような情報を記載しているサイトが多いのでしょうか。
推測ですが、CBDでキマると言われている所以は、CBDなどのカンナビノイドを摂取した際の、平常時とは異なる感覚を「キマる」と捉えて、CBDでも「キマる」と言っているのではないかと思います。
もしくはCBDによる効果を飲酒による効果に例えているのかもしれませんが、「精神作用の有無」という文脈ではお酒はキマりますし、CBDはキマりません。
これらの理由から日本で「キマるCBD」という情報の信憑性は皆さんのご判断に委ねたいと思います。
この商品はとにかく口コミがよく、多くのサイトでオススメNo.1に輝いており「イチオシ!」「キマるならプラスウィード」などかなりポジティブな口コミが多かったので気になっていました。インスタやサイトへの書き込みも良い口コミばかりでしたので、思い切って購入してみました!!
510規格のVAPEに付けられます。
吸ってみた感想は・・・
*基本的に100%の評価はしません
*TOPの強さとは、体感を感じるまで摂取し続けた時の、一番強く感じた体感の度合いです。
わたしは非精神活性カンナビノイド全般のレビューを行なっており、上記スコアチャートは全ての商品において同じ基準で評価をしています。
CBNやTHCVとは異なりメインのカンナビノイドがCBDのため、全体的なスコアが低くなっているのは仕方のない事です。
味は炭酸の抜けたサイダーのようなまろやかな甘さの中に、流れ着いた流木に元々付着していたであろう樹皮のような香りを感じます。
カンナビノイドの配合が絶妙であるせいか、表記の含有量に間違いがあったのか、カンナビノイド感を一言で表すと「柔和」。
TOPを感じる事なく数十回連続吸引をしてしまったせいで鉄が焦げる香りが加わってしまいました(これはわたしの吸引方法が悪かったためです)
公式サイトでは「フルスペクトラム」であるといわれています。
<VAPE用CBDフルスペクトラム使い捨て交換カートリッジ>吸うCBDフルスペクトラム。 プラスウィードが誇る高濃度の自信の逸品です。 CBD(カンナビジオール)、CBDV(カンナビジバリン)、CBG(カンナビゲロール)、THCV(テトラヒドロカンナビバリン)の成分を配合したCBDフルスペクトラム製品。高濃度 CBD リキッドを楽しむなら、「CBDフルスペクトラム」がおすすめです。
+weed公式サイトより
このCBDカートリッジ単品価格は税込7,700円で、プラスウィード製のVAPEは税込5,500円。つまり、合計税込13,200円です。
しかし、公式ページからCBD60%フルスペクトラムの毎月お届けコースに申し込むと、初回税込¥7,469で、CBDカートリッジも、VAPEも手に入れることが出来ます。
最低3回の受け取り条件で、総額税込¥22,407
カートリッジ3個単品で購入(¥7,700円×3=¥23,100)より安く、VAPEまで無料で手に入れられるというプランです。
超初心者セットとして¥22,407はかなり高いと思いますが、超高濃度CBD60%プラスウィードフルスペクトラムを最も格安に購入したい方にはこの方法が最安です。
税込 | 通常1個 | 通常3個 | 毎月コース3個 |
カートリッジ | ¥7,700 | ¥23,100 | ¥22,407 |
VAPE | ¥5,500 | ¥5,500 | ¥0 |
合計 | ¥13,200 | ¥28,600 | ¥22,407 |
CBDではキマりません。
というわけで、
【キマる】CBD製品は存在する!日本でも購入出来るの?
の説明を終わります。
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Webクリエイター、ライターです。海外のカンナビノイド研究や論文を参考に、論理的な記事作成を心がけています。生活(Life)が豊か(Luxury)になるようこのサイトをLifeLUXと名付けました。「カンナビノイド情弱になるな!」をモットーに、わかりやすい説明を心がけています。応援よろしくお願いします。(_ _))ペコッ