Cannabinoid Magazine

【チラクシーフルリキッドレビュー】パンチの強さの原因とは？

2023年7月28日

「チラクシーのフルリキッドってヤバいん？」

様々な憶測が飛び交っているチラクシーのフルリキッド。気になった方はこんな疑問をお持ちではないでしょうか？

「チラクシーのライブレジンCBDヤバいの？」

「チラクシーって怪しい会社？」

「チラクシーのフルリキッド、吸ったらどうなる？」

これらの疑問に答えるべく、自作歴2年半の筆者が実際に吸引してみました。

また、チラクシーという企業についてもリサーチしてみましたのでお伝えしたいと思います。

具体的には、

【CHILLAXYチラクシーのライブレジンOG Kushはこんな人にピッタリ】

【CHILLAXYチラクシーはアフターフォローがしっかりしている優良店】

【ライブレジンOG Kush吸ってみた結果がスゴ杉田】

の順にご説明します。

タイトル・小見出しとピンクの強調文字だけ追っていただければ1分30秒ほどで読めます。

全文読むには5分程度かかりますが、実際CHILLAXYチラクシーのスタッフの方が質問に答えてくれた内容などもご紹介していますので、お時間がありましたら読んでみてください。

＊この記事に含まれる情報は、医療従事者からの情報に代わるものではありません。

CHILLAXY チラクシーのライブレジンCBDリキッドは

CHILLAXYチラクシーのライブレジンCBDリキッドは黄色味が濃くかなり粘度が高い液体で、販売価格は1mlで¥8,800です。

原料のライブレジンは非結晶性CBDディスティレートで製品そのもののカンナビノイド含有量は90%以上という超高濃度ですが、明らかな精神活性作用のあるカンナビノイドは含まれていません。

このリキッドは、めんどくさがり屋で、強力なカンナビノイド感を求める超経験者でかつ、オーガニック志向な人にはピッタリです。

この根拠をこれから説明していきます。

まず、ライブレジンとCRDの特徴を説明します

ライブレジンの特徴は

ライブレジンとは、収穫した大麻をすぐに急速冷凍し、凍結温度のまま成分を抽出する[1]ため、酸化や光への露出が避けられ劣化を防げるという利点があります。

もう一つの大きな特徴は、抽出されるテルペンの量が通常と比べると多いため、アントラージュ効果と全体的なレクリエーション効果の向上が期待できる[2]ことです。

CRDの特徴は

CRDとは Crystal Resistant Distillateの略[3] で、結晶化しないディスティレートです。

CRDは特別な蒸留過程を経て抽出され、このプロセスを経ると抽出されるマイナーカンナビノイド（CBC、CBG、CBN、CBDv、CBTなど）が増えます[4]。これら多くのマイナーカンナビノイドはCBDに対して非結晶性であるため、抽出液が結晶化しないのです。

そのため、CRDを原料として使用しているリキッドはドライヤーを使ったり湯煎したりする手間が一切かからないということは大きな利点と言えます。

参考：

[1] CLOVER | Different Types of Concentrates 101

[2] Leafly | Live resin

[3] Red Mesa Science & Refining | CRYSTAL RESISTANT CBD DISTILLATE – HIGH MINORS

[4] BIOPHARMA | THC-Free Crystal Resistant Distillate

次に、これらの製品を販売しているCHILLAXYチラクシーとはどのような企業なのかを見ていきます。

CHILLAXY チラクシーとは

CHILLAXYチラクシーは神奈川県横浜市にリテールショップを構える、CBD黎明期から日本国内のCBD業界を牽引する企業の中の一社です。

「ストレス社会において贅沢なくつろぎを与える」というコンセプトのもと、製品や原料の安全性を担保するべく、サイト内でCoA（成分分析証明書）を開示し、製品購入後もSNSやチャットで手厚いサポートを行なってくれる優良店です。

洗練されたデザインや製品ラインナップなどから勝手に「ウェルネス志向が強い会社」というイメージを持っていたため、今回の「CBDカートリッジ」には驚きました。

そこでカンナビノイドの配合量を確認してみたのです。

CHILLAXYチラクシーCBDベイプカートリッジの内容成分は

パッケージに記載されているカンナビノイドの含有量は以下の通りです。

CBN	CBG	CBC	CBT	CBE
3%	2%	4%	10%	8%
CBDおよびその他麻抽出物			テルペン
64%			9%

CoA（成分分析書）とパッケージに記載されているカンナビノイド濃度を見比べてみて、こう思いました。

ディスティレートのCoAが67.2%で、商品の総カンナビノイドが91%ということは、23.8%の濃度を上げるために何を入れたんだろう？

そして、

もしかしてこの23.8%の中にTHC-OやHHC-Oなどのアセテート系が入ってるんじゃないかな？

そこで真相を確かめるべくCHILLAXYチラクシーのスタッフの方に質問をしてみたのです。

CHILLAXY チラクシー担当者からの回答によると

CBDディスティレート以外のカンナビノイドに、HHC-O、THC-O、HHC-Pなどのカンナビノイドは含まれていませんか？

アセテート系（Ｏ系）や、THCは含まれておりませんが、それ以外のカンナビノイドはライブレジンの抽出方法の特性上色々含まれています。

ズバリ御社の製品はなぜこんなに強いカンナビノイド感を感じるのでしょうか？

CRD自体に、一般的なカンナビノイドテストでは識別できないレアカンナビノイドが半分くらい含まれています。これら未検出のカンナビノイドの影響が大きいことは考えられます。

カンナビノイド感がかなり強いのでいわゆる普通の「CBDカートリッジ」として初心者の方が購入してしまった場合の対策などはどうされていますか？

ネットショップと商品パッケージに細かい注意事項を記載し、体調が悪くなったら仕様を中止していただくことなどを呼びかけております。

本当だ！かなりしっかり注意事項が記載されていますね、、、ん？このTHCの偽陽性ってどの成分が原因ですか？

CBNが含まれていますのでTHC偽陽性反応が出ると記載させていただいております。

とても親切に答えていただきました。

この事から、CHILLAXYチラクシーのライブレジンカートリッジには意図的にキマる/ハイになる物質は含まれておらず、強力なレクリエーション効果の要因はハイクオリティなライブレジンにある可能性が高い。

万が一商品に何かあった時でもアフターフォローがしっかりしているのでいつでも相談できるということがわかりました。

気になる方はこちらの原料そのものを購入してみてもいいかもしれませんね。

さて、いよいよレビューです。

CHILLAXY チラクシーCBDベイプカートリッジレビュー

まず「1服」を定義します。

ここでは、パフボタンを押して、約5秒吸引後パフボタンを離し、5〜6秒程肺に溜めて吐き出す行為を1服と数えることとします。

チラクシーのフルリキッドは粘度が高く吸い込みずらいのですが、ほぼむせにくいので少し長めに吸引しました。

〜1日目〜

【1服目】