サティバ | インディカ | |
形態 | 葉は細く明るい緑色 背丈が高く幹が細い | 葉は広く深緑色 背丈が低く葉が多い |
使用時間 | シャキッとするので日中推奨 | リラックスするので夜推奨 |
効果 | 活力 鬱の緩和 集中力を高める | 情欲的 痛みの緩和 食欲増加 |
ご覧になっていただくと、インディカでも集中力があるものなどがあることがお分かりいただけると思います。
近年の医療大麻業界や研究者達の間では”chemovar”(ケモバー)や、”chemotype”(ケモタイプ) という化合物による分類分けが提唱されています。
これは全く新しい分類分けではなく、先ほどインディカ・サティバの歴史の変遷インフォグラフィックでもご紹介したカナダの植物学者Ernest Small(アーネスト・スモール)によって1970年代に提唱されています。
ケモタイプには3種類、THC:CBDの含有量がTHC優勢なものはタイプⅠ、THC,CBDの含有量が同等なものがタイプⅡ、CBD優勢なものがタイプⅢとされており、昨今ではCBG優勢なタイプⅣ、カンナビノイドが全く含まれていないタイプⅤというものも出てきています。
ただし、この分類分けにはテルペンやフラボノイドなどの化合物の含有量は無視されているため、正確ではないという意見があります。
タイプ1 | THC優勢 |
タイプ2 | THC:CBD 50:50 |
タイプ3 | CBD優勢 |
タイプ4 | CBG優勢 |
タイプ5 | カンナビノイド無し |
そこで、より詳しく大麻の効果を事前に理解できる指標がケモバーと呼ばれています。
ケモバーにフラボノイドは含まれていませんが、上位2位までのカンナビノイド含有量と、上位4位までのテルペンがわかるようになっています。
このことにより、消費者は更に購入前にその効果を知ることができます。
カンナビノイド | |||
THC 11% | CBD 9% | ||
テルペン | |||
ミルセン | リナロール | アルファピネン | ベータカリオフィレン |
インディカやサティバという分類はもう古く、現在は生産者や小売業者が昔からの名残で使っているが、大麻の効果の違いを示すものではない。
それに代わる新たな分類分けが提案されており、テルペンが重要視されている。
今後研究が進むと消費者に優しい更に詳しい分類分けがされるかもしれない。ということです。
ということで、
時代遅れ【インディカ・サティバ】は効果と関係ない理由
の説明を終わります。
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Webクリエイター、ライターです。海外のカンナビノイド研究や論文を参考に、論理的な記事作成を心がけています。生活(Life)が豊か(Luxury)になるようこのサイトをLifeLUXと名付けました。「カンナビノイド情弱になるな!」をモットーに、わかりやすい説明を心がけています。応援よろしくお願いします。
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