日本では「リキッド」と呼ばれていますが、海外ではVAPEジュースと呼ばれています。
液状の内容物はメインのCBD以外に、
植物性グリセリン(以下VGと呼びます)、
プロピレングリコール(以下PGと呼びます)、
MCT オイル、
香料/テルペン、
が含まれています。
各物質の詳細はPart.1で詳しくご紹介しています。
Part.1はこちらからご覧ください↓
0.001gまで計れるものが望ましいです。
「デジタルスケール 0.001」と検索すると様々なメーカーから販売されています。
価格は約¥3,000〜¥5,000程度です。
針先が尖っていない注射器です。
「インク補填 シリンジ」「リキッド調合 シリンジ」などで検索できます。
価格は1本約¥300〜¥400程度です。
紫外線からの劣化を防ぐための茶色いボトルが望ましいです。
「遮光瓶 対薬品性」や「スポイト付き遮光瓶」などで検索すると上の写真のような瓶がでてきます。
価格は1本約¥300〜¥400程度です。
30mlのVAPE用リキッドを作るために必要な材料と原料は以下の通り
・CBDアイソレート500mg
・プロピレングリコール(PG)15 ml
・植物性グリセリン(VG)12ml
・テルペン3ml
・シリンジ
・デジタルスケール
・30ml遮光瓶CHEEF BOTANICALSより筆者和訳
「【作った方が安上がり?】CBDリキッドの作り方Part. 1」でもご紹介しましたが、PGとVGはそれぞれ煙の量や喉へのキック感、味を長く保持できるという特性があります。
ここではPG:VGを6:4で作るレシピを紹介しますが、味を長持ちさせたい、喉へのキックがもっと欲しい、という場合はPG:VGを7:3など、PGの比率を高くしても良いです。
また、煙が濃い場合は、比率を反転してVGを増やしても良いです。
Part. 1はこちらからご覧ください↓
シリンジを使用し、30ml遮光瓶に15mlのPGを入れます。
デジタルスケールを使用し、CBDアイソレート500 mg(0.5g)を測ります。
15mlのPGが入っている遮光瓶にCBDアイソレート500mgを加えて、キャップを被せます。
CBDアイソレートがPGに完全に溶けるまで、容器を激しく振ってください。
CBDアイソレートは、PGに完全に溶解するのに1分以上かかる場合があります。
この段階で、CBDアイソレートの結晶が全く残らないようにきちんと混ぜなければなりません。
シリンジを使用して、12mlのVGを先ほどの遮光瓶に加えます。
VGは濃い煙を作るための重要な成分です。
物によっては容器の側面に付着するものもありますので、ステップ3と同じく蓋をしてよく振って混ぜてください。
お好みのテルペンを3ml遮光瓶に入れ、軽くふって混ぜてください。
全体が混ざったら完成です
30mlのボトルに500mgのCBDが入っているVAPEリキッドが完成しました。
水で換算すると、1ml=1000mgのため、30ml=30000mgです。
つまり、このレシピのCBD濃度は約1.7%です。
VAPE用リキッドを作るために必要な材料と原料は以下の通り
・デジタルスケール
・漏斗
・スプーンとかき混ぜるためのガラス棒
・遮光瓶
・乳鉢と乳棒
・湯煎ができるもの(鍋にお湯を注ぐなど)
・テルペン
・CBDアイソレート
・PG
・VGvape & juiceより筆者和訳
vape & juice によると、ほとんどのCBDリキッドはVGとPGが5:5の割合で配合されているとのことです。
デジタルスケールでCBDの量を測り、乳棒と乳鉢を使って粉状にします。
*これはCBDが固形である場合を想定しているので、元々粉末状のCBDの場合はこの作業は必要ありません。
遮光瓶の大きさからVGとPGの比率を決定し、遮光瓶に入れて蓋をし、約1時間暖かいお湯で湯煎します。
遮光瓶の中のVGとPGが温かいうちに、CBDアイソレートを入れ、完全に溶けるまでガラス棒などで混ぜます。
テルペンを投入します。
ただし、テルペンは非常に濃縮されているので、投入量は数滴です。
目安として、10mlのVG/PG混合液ごとに0.5mlのテルペンを投入します。
完成したCBDリキッドを涼しく乾燥した場所に2日間置いて、風味を馴染ませたら完成です。
先ほどのレシピと異なり大分ざっくりしてますね。
これは恐らく使用するCBDやテルペンの原料が異なるからでしょう。
先ほどと同じ30mlの遮光瓶で作る場合、このレシピを参考にするのであればまずテルペンの量から計算する必要があります。
10mlに対して0.5ml推奨とのことですから、テルペンは1.5mlですね。
残りの28.5mlをPGとVG5:5で満たすためにはそれぞれ約14.3mlずつ入れる計算になります。
vape & juice のサイト内に埋め込まれていたCBDを作る際の5つの注意点というYouTubeの中では2%濃度のCBDリキッドが紹介されていたので、CBDアイソレートの投入量は600mgです。
また、湯煎して混ぜ合わせるという方法もあるということがわかりました。
もう一つくらい別のレシピを見てみましょう。
自宅でCBDリキッドを作るための道具と原料を用意しましょう
・遮光瓶
・テルペン
・CBDアイソレート
・PG
・VGecigguideより筆者和訳
ecigguideで紹介されていた興味深い情報は、CBDは植物性グリセリン(VG)に溶けないということでした。
「しかし、PGだけをベースにしたVAPEリキッドはものすごく吸いづらく、苦痛でしかない。スムーズな煙を作るためにVGが必要である。これがVGを使う理由なのだ。また、PGとVGの配合量はCBDの再結晶化を防ぐために非常に重要で、PG:VGは6:4を推奨する。」
とのこと。
VGを使用する理由がこれでわかりましたね。
PG:VGが6:4の比率の場合、18mlのPGと12mlのVGが必要です。
ただし、テルペンによってフレーバーを加える場合PGの量からフレーバーの量を差し引く必要があります。
たとえば、総量に対して10%のフレーバーのVAPEリキッドを作る場合、テルペンの量は3mlであるため、PGの量は15mlになるということです。
また、CBDは500mgが日常使い、もしくは試作品としてぴったりです。
まとめると、PG 15ml、VG 12ml、テルペン3ml、CBD 500mgということです。
混ぜる順序の最大のポイントはCBDアイソレートをまずはPGに溶解してから残りの成分を加えるということです。
そのため、まずは遮光瓶にPG 15mlとテルペン3mlを入れ、CBD 500mgを投入します。
そして、遮光瓶にキャップをして1分ほど激しく振ります。
お湯を入れた容器にボトルを浸し、10分程度湯煎します。
激しく振って、溶液が透明になり、目に見える結晶がなくなるまでこのプロセスを繰り返します。
ボトルを一晩置いて、翌日続けることもできます。
CBDアイソレートが完全に溶けたのを確認できたら、VG 12mlを追加します。
そして2分間振って混ぜたら完成です。
なるほど、湯煎をするのはCBDアイソレートをPGに溶かすためだったのですね。
このサイトは情報が細かく、かつ、なぜこの作業をしなければならないかという説明まで載っているので親切です。
CBD2%、30mlの自作リキッドを作るには
が必要です。Part. 1でご紹介した原材料価格を当てはめると以下の通り
合計¥,7475
これで1mlボトル30本分ですから、1本あたり¥249。
カートリッジが平均約¥250なので、1mlのカートリッジ1本約¥500で作れる計算になります。
今日、様々なCBDショップを見ても、CBD濃度2%という超低濃度な商品ってなかなか見ませんよね。
なかなかリーズナブルなお値段で作れそうですね!
というわけで、
【作った方が安上がり?】CBDリキッドの作り方 Part.2
の説明を終わります。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございました!
(人´∀`).☆.。.:*ありがとぉ☆彡(*´ω`*人)
内容が面白いと思っていただけたらSNSの運用が苦手なわたしの代わりに記事をシェアしていただけるとアクセス数が増えるため運営の励みになります。
どうぞよろしくお願いいたします。
Webクリエイター、ライターです。海外のカンナビノイド研究や論文を参考に、論理的な記事作成を心がけています。生活(Life)が豊か(Luxury)になるようこのサイトをLifeLUXと名付けました。「カンナビノイド情弱になるな!」をモットーに、わかりやすい説明を心がけています。応援よろしくお願いします。(_ _))ペコッ