Cannabinoid Magazine

【リキッド自作】実証!結晶化カンナビノイド vs 非結晶化カンナビノイド Frosty Berry Yogurt フレーバー

2023年5月11日

「固まるリキッドと固まらないリキッドがあるんだけどなんで?」

 

「固まったらもう吸えないんだけどどうしたらいいの?」

 

「固まらないリキッドってどうやって作ったらいいの?」

目次

*この記事に含まれる情報は、医療従事者などからの情報に代わるものではありません。

材料

CBN.           :1.0g 
CBD      :0.2g
CBT         :1.0g
CBC         :0.2g
テルペン    :0.26g
 
テルペン          :Gelato(ヘンプ由来)+Blue Dream(植物由来)

今回の企画のポイント

非結晶化カンナビノイドの効果を確認

前回作ったリキッドは、味やTOPの高さなどは非常に良かったのですが、結晶化してしまったことがとても悔やまれます。

 

その時に作成したリキッドはこちらです⇩

そこで、今回は結晶化カンナビノイドであるCBN・CBDと同量の非結晶化カンナビノイド CBT・CBCを混ぜるとどうなるかを確認してみようという企画です。

 

製作後、結晶化するかしないかでどちらが優勢に働いたのかがわかります。

2つのテルペンを混ぜて新しい香りを作る

また、今回のもう一つのポイントとしては、ヘンプ由来と植物由来のテルペンを混ぜた香りの変化を確認したかったのです。
 
 
と言うのも、以前購入したヘンプ由来テルペンであるGelatoフレーバーを使用した際、その香りの弱さに気づきました。
 
 
その時のリキッドがこちらです⇩
 
Gelatoは通常、甘く、フルーティーかつクリーミーな香りが特徴的ですから、植物由来テルペンのBlue Dreamのベリーの香りを加えることで、その香りに変化が現れるかどうかを確認しようという意図です。
 
 
では、併せてご覧ください。

制作過程

計量

リキッド 結晶化 なぜ カンナビノイド ライフラックス
CBNを1.0gビーカーに入れます。
リキッド 結晶化 なぜ カンナビノイド ライフラックス
CBDを0.2g、合計1.2gの結晶化カンナビノイドが入りました。
 
 
次に非結晶化カンナビノイドを入れていきます。
リキッド 結晶化 なぜ カンナビノイド ライフラックス
CBTを1.0g。
リキッド 結晶化 なぜ カンナビノイド ライフラックス
CBCを0.2g。
 
 
ここから加熱撹拌を行います。

カンナビノイドの加熱撹拌

リキッド 結晶化 なぜ カンナビノイド ライフラックス
温度ツマミ最大で加熱を開始します。
リキッド 結晶化 なぜ カンナビノイド ライフラックス
4分で50℃に到達し、大体のカンナビノイドが溶けたので、温度ツマミを中に戻して撹拌開始します。
 
 
温度調節ツマミを下げたにもかかわらず4分55秒であっという間に100℃にまで達したため、温度ツマミを切りましたが、6分半であっという間に118℃にまで到達してしまいました。
 
 
しかしここをピークに緩やかに温度が下がり始めます。
 
 
まだ撹拌中です。
 
 
開始から14分でストップ、終了時66℃のため、スターラー代からおろして温度を下げます。
 
 
今回は撹拌時間を10分と、長めに取ってみました。

テルペンを加えて加熱攪拌

テルペンは温度を40℃程度に保ち撹拌できれば理想的です。
 
 
先ほどの予熱が残っているめスターラー台に戻してすぐに撹拌開始します。
 
 
開始時温度36℃ですがスターラーバーが回る程、溶液の粘度がゆるくなっています。
 
 
先ほどの予熱が38℃前後をキープしているのでこのままもう少しの間撹拌します。
 
 
撹拌時間5分でストップし、アトマイザーに移します。
リキッド 結晶化 なぜ カンナビノイド ライフラックス
1本目が1g達成。
リキッド 結晶化 なぜ カンナビノイド ライフラックス
2本目も1g達成。
 
 
ここでビーカー内にまだカンナビノイド溶液が残っていたので、5mlのガラスアトマイザーにも移します。
リキッド 結晶化 なぜ カンナビノイド ライフラックス

合計3本で総重量2.43gになりました。

フロスティー ベリー ヨーグルトフレーバー オリジナルリキッドの評価

味・匂い
大分薄い 57%
TOPの強さ
ユニーク 80%
吸いやすさ
ほぼ咽せない 70%
総合おすすめ度
テルペン次第 69%

*基本的に100%の評価はしません

*TOPの強さとは、一番強く感じた体感の度合いです。

11:44
3服目
カンナビノイド感を明らかに感じます。このキックインの速さはおそらくCBTの影響かもしれません。
 
 
4服目
ここがTOPです。
 
 
13:02
15服目
TOPが若干上がりますがすぐ4服目の状態に戻るため、やはり4服目〜5服目がTOPでしょう。

 

今回の味であるFrosty Berry Yogurt(フロスティー ベリー ヨグルト)フレーバーという大麻品種は存在しません。

 

わたしが味のイメージから勝手に名前をつけました。

 

Gelato(ジェラート)が持つ、メンソール感と薬草のような香り & Blue Dream(ブルードリーム)のベリーの香りのブレンドは正直悪くありませんでした。

 

まず、吸引時に感じるジェラートの粉っぽい香りはメンソールの様な冷たさを帯びており、その煙が鼻から抜けると、まるでヨーグルトの酸味に似た味わいがするのです。

 

また、舌に残るジェラートのヨモギの様な薬草感が甘いベリーに包まれ、ベリーに添えられる爽やかなミントを彷彿とさせます。

 

そこで、Frosty Berry Yogurt(フロスティー・ベリー・ヨーグルト)が正にこの香りにぴったりだとこのように名付けました。

感想

CBNの独特な”圧”をわたしはこめかみのあたりで感じるのですが、今回のリキッドはうなじで強いカンナビノイド感を感じ、何というか独特のねじれる様な大きな渦に飲み込まれそうになります。
 
 
うなじのあたりを手で掴まれて、左に曲げられ、顎を右に引っ張り上げられるような、放っておくと顔が左に傾きながら顎が右の方へ曲がってゆく様な、なんとも奇妙な感覚です。
 
 
また、一点病のように一つの物を集中して見てしまいます。この感じはなかなか顕著だと思います。
 
 
そして、しばらくすると瞼が重たく感じられます。
 
 
これは過去のリキッドでは感じたことがないので、CBTの影響によるものと思われます。
 
 
(あくまでも個人の意見ですが)これらのエフェクトは不快や、怖さを伴う物では全くなく、むしろCBN単体よりも感じやすいかもしれません。
 
 
いくつかのCBTレビューで「サイケデリックな効果」「多幸感」という言葉を見かけましたが、人々がこの様な言葉を口にする理由も頷けるといったところです。
 
 
CBN優勢のリキッドは個人的に長時間作業などに集中できるのですが、今回のリキッドは集中力散漫になってしまい、作業には完全に不向きでした。
 
 
むしろ、夜寝る前や、仕事の後のリラックスタイムなどの方が圧倒的に向いていると思います。
リキッド 結晶化 なぜ カンナビノイド ライフラックス
この記事のタイトルでもある結晶化についてですが、50:50の割合で結晶化カンナビノイドと非結晶化カンナビノイドを混ぜると非結晶化カンナビノイドが勝つということがわかりました。
 
 
香りの点では、やはりGelatoの少し物足りない感じは否めません。
 
 
もう少しベリーの香りを強くするかいっそ異なるブレンドを試してもいいかもしれません。
 
 
ただしこのGelatoはミルセンの含有率が7割弱とかなり高配合なため、異なるテルペンを使用すると今回のリキッドの感じ方ももしかすると変わる可能性はあります。
ということで、『【リキッド自作】実証!結晶化カンナビノイド vs 非結晶化カンナビノイド Frosty Berry Yogurt フレーバー』の説明を終わります。


ここまで読んでくださって本当にありがとうございました!(人´∀`).☆.。.:*ありがとぉ☆彡(*´ω`*人)


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Webクリエイター、ライターです。海外のカンナビノイド研究や論文を参考に、論理的な記事作成を心がけています。生活(Life)が豊か(Luxury)になるようこのサイトをLifeLUXと名付けました。「カンナビノイド情弱になるな!」をモットーに、わかりやすい説明を心がけています。応援よろしくお願いします。(_ _))ペコッ

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